陸上の日本学生対校選手権第2日は20日、UvanceとどろきスタジアムbyFujitsuなどで行われ、女子で100メートル決勝は石川優(青学大)が11秒61で勝ち、ハンマー投げは村上来花(九州共立大)が65メートル34の大会新記録で3連覇。
女子100メートルの石川は最終学年でこの大会の初タイトルをつかんだ。度重なる両脚の太もも裏のけがに苦しんできた21歳のスプリンターは「本当にやっとの思いで優勝できた。素直にうれしい」と感極まった表情を浮かべた。
新たな取り組みとして今夏にはボブスレーに挑戦し、全日本プッシュ選手権にも出場。そりを押す感覚が陸上のスタートにも生きているといい「少しやっただけでも今回の結果につながると分かった。陸上とボブスレーの両方で五輪を目指す目標を立てている」と今後の意気込みを口にした。