陸上の世界最高峰シリーズ、ダイヤモンドリーグ(DL)第13戦は30日、ローマで行われ、女子走り幅跳びの秦澄美鈴(住友電工)は6メートル36で8位だった。
秦は6メートル36と低調な結果に終わった。踏み切りのタイミングがつかめていないといい「今はちゃんと踏み切れることを祈るような状態で試合に出ている。まだ光が見えない」と歯がゆそうだった。
パリ五輪金メダルのデービスウッドホール(米国)が鋭い跳躍を見せ、ただ1人の7メートル超えとなる7メートル02で優勝した。秦は「スピード感が本当にすごい。走って、跳ぶというシンプルなところをハイレベルで表現している」と刺激を受けた様子だった。(共同)