パリ五輪第13日・陸上(日本時間7日、フランス競技場)男子走り高跳び予選は赤松諒一(西武プリンス)が2メートル27をマークして決勝に進出し、真野友博(九電工)は2メートル20で落選。女子1500メートルの後藤夢(ユニクロ)は敗者復活戦1組11着で落選した。
男子走り高跳びで2年前の世界選手権8位の真野は予選敗退に終わった。2メートル20は何とか3回目で成功したが、続く2メートル24はクリアできず「助走のつながりが良くなかったり、踏み切りが遅れたり。修正しきれなかった」と悔やんだ。
181センチと、この種目では小柄。持ち前の鋭い踏み切りは発揮できなかったが、試合後はスタンドに向かって拍手で感謝を示した。「お祭りのような雰囲気で、しっかり楽しめた。また次も出たい」と初の五輪を笑顔で締めくくった。(共同)