陸上の全国高校総体が29日、福岡・博多の森陸上競技場で行われ、男子100メートル準決勝で西岡尚輝(大阪・東海大仰星3年)が追い風1・2メートルの中、10秒11の大会新記録をマーク。2013年に桐生祥秀が樹立した10秒01の日本高校記録に次ぐ日本高校歴代2位の好タイムで決勝に進んだ。決勝はこの日の16時20分から予定されている。
西岡は6月末のU20日本選手権(新潟)の予選で向かい風0・2メートルの下、10秒20の自己ベストで大会記録を更新。追い風1・1メートルの決勝で10秒22の好記録を出して優勝した。来月27日開幕のU20世界選手権(ペルー)の男子100メートル代表にも選ばれている。