日本陸連は29日、パリ五輪で競歩の混合団体に出場する代表の2ペアとして、川野将虎(旭化成)岡田久美子(富士通)組、高橋和生(ADワークスグループ)柳井綾音(立命大)組を発表した。パリ北西部の事前合宿地セルジーで練習を公開し、川野は「岡田選手と2人で力を合わせて、上位を目指していく」と語った。
計42・195キロを男女が交互に2度ずつ歩くリレー形式の新種目。女子の岡田と柳井は混合団体に専念するため、個人の女子20キロ競歩は辞退することが合わせて発表された。より上位進出が見込める種目での出場に向け、3大会連続の五輪となる岡田は「自分の中では集大成。メダル争いができる位置にいると思うので、川野選手を信じて勝負したい」と決意を示した。(共同)