陸上のホクレン中長距離チャレンジ最終戦千歳大会が20日、北海道・千歳市青葉陸上競技場で行われ、男子5000メートルD組は6月末の日本選手権(新潟)の男子3000メートル障害で2位に入った中大の柴田大地(2年)が13分43秒77の自己ベストでトップだった。
男子C組も本間颯(2年)が13分44秒96で自己ベストを更新して組1着を取り、「中大の同期の柴田がD組トップでいい流れを作ってくれた。(柴田は)ライバルなので組は違えど負けられない。ラストは柴田の存在でもうひと踏ん張りできた」と語った。中大は今年1月の箱根駅伝で風邪の集団感染があり、総合13位でシードを喪失。駅伝シーズンは箱根駅伝予選会からのスタートになるが、トラックシーズンはホクレン網走大会で溜池一太(3年)が1万メートルで27分台をマークするなど勢いがある。流れを引き継ぎ好走した本間は「箱根駅伝予選会、全日本大学駅伝、箱根駅伝で強い中大を見せられるようにしたい」と今後の意気込みを語った。
B組では岡田開成(1年)が13分36秒91の好タイムをマークし、日本人トップの6着に入った。