京都11Rの京都記念(4歳以上GII・芝2200m)は、2番人気ナリタセンチュリー(田島裕和騎手)が内を伸びて快勝、重賞2勝目を飾った。勝ちタイムは2分15秒7。
ピサノクウカイが先頭に立ち、人気のシルクフェイマスが2番手を追走。道中は中団に待機したナリタセンチュリーは、直線で各馬外に出す中、内に進路を取ると一気に抜け出し先頭へ。シルクフェイマス、ダイタクバートラムといった人気上位馬が伸びを欠き、マイソールサウンド、トウショウナイト、ヒシミラクルらが追い上げるも前を交わす勢いはなく、最後はナリタセンチュリーが1馬身半差振り切って1着。人気を裏切った前走の汚名を返上し、改めて実力を誇示。再びコンビを組んだ田島裕和騎手の好リードも光った。8勝全てが田島騎手とのコンビという抜群の相性を見せ、まさしく人馬一体の勝利となった。2着に6番人気トウショウナイト、1馬身1/4差の3着には5番人気ヒシミラクルがそれぞれ入線。1番人気シルクフェイマスは見所なく10着に敗れ、3番人気ダイタクバートラムは8着と伸びきれなかった。
ナリタセンチュリーは栗東・藤沢則雄厩舎所属の6歳牡馬で、父トニービン/母プリンセスリーベ(母の父ノーザンテースト)という血統。通算成績は21戦8勝。
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