関東学生陸上競技連盟(関東学連)は9日、大学3大駅伝第2戦の全日本大学駅伝の関東地区選考会(6月23日)の出場チームとエントリーを発表した。
今年1月の箱根駅伝4位の東洋大は、5月の関東インカレ1部ハーフマラソンで3年連続表彰台の梅崎蓮(4年)や1万メートルの自己ベストが28分08秒29の石田洸介(4年)らをエントリー。東海大は花岡寿哉(3年)や兵藤ジュダ(3年)らが名を連ねた。
順天堂大(順大)は5000メートル日本人高校記録保持者の吉岡大翔(2年)に加え、川原琉人や玉目陸など1年生4人を選出。10マイル(約16キロ)日本学生記録保持者の浅井皓貴(4年)はメンバーを外れた。早稲田大(早大)は1万メートルで27分58秒53の自己記録を保持する石塚陽士(4年)、ハーフマラソン1時間1分16秒の早大記録保持者の山口智規(3年)、2月の延岡西日本マラソンを制した伊福陽太(4年)らがエントリーした。
昨年の本大会に14年ぶりに出場した東京農業大(東農大)は、5月3日の1万メートル日本選手権3位の前田和摩(2年)がメンバー外。亜細亜大は、関東インカレ2部5000メートル4位の片川祐大(4年)が登録されなかった。
同選考会は神奈川・相模原ギオンスタジアムで行われる。各校の出走者8人を2人ずつ4組に分け、1万メートルのタイムレースを実施。その合計タイムを争う。すでに昨年の本大会の1位から順に、駒大、青山学院大、国学院大、中央大、城西大、創価大、大東文化大、東京国際大の8校が出場権を得ており、今大会で7位までに入ったチームが新たに本大会への出場権を手にする。