【トライアウト一問一答・前ヤクルト西田明央】「子供に格好いいところ見せられたら」

ヤクルトから戦力外通告を受けた西田明央捕手(32)が11月14日、ZOZOマリンでの12球団合同トライアウトに参加しました。

参加した45選手のうち32人が投手で、捕手は西田捕手を含め2人のみ。16人の投手をリードし、打撃では2本の安打でアピールしました。

スタンドから家族が見守る中、最後は両足をつりながら完走しました。プレー後には中継の解説を勤めた元ヤクルト館山昌平氏(43)とのラフな掛け合いもありました。

球団スタッフの打診を固持して臨んだトライアウト後の一問一答をお届けします。

プロ野球

◆西田明央(にしだ・あきひさ)1992年(平4)4月28日生まれ、京都府出身。北照(北海道)から10年ドラフト3位でヤクルト入団。13年5月20日楽天戦で1軍デビュー。16年に自己最多74試合に出場。実働12年、通算310試合、141安打、17本塁打、65打点、打率2割1分1里。178センチ、98キロ。右投げ右打ち。

日本ハム柿木蓮(右)と

日本ハム柿木蓮(右)と

投手16人リード「悔い残らぬようやってほしかった」

◆中継インタビュー

―いろんな投手をリードした

やっぱり悔いの残らないようにやってほしかったんで。

話し合いながらコミュニケーションを取って、どうやっていきたいかっていうのを聞きながらできたかなと思います。

―打席を振り返って

ヒット2本打てたんで。よかったです。

―キャッチャーは2人だけだった。疲れたか

めっちゃ疲れましたね。最後両足つってました。でも楽しかったですね。

―ピッチャーとのコミュニケーションはどのように

普段どんな感じで投げてるかとかを個人個人で、もうここアピールしたいって教えてくれる子もいたので、そこを尊重しながら。

いい球があればそれ続けた時もありましたし。

―ブロッキングは1球も後ろにそらさなかった

良かったです!

打っては2安打「よかった」

◆館山氏とのやりとり

館山氏 トライアウト受けると決めた経緯は

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野球

黒須亮Ryo Kurosu

Tokyo

1998年5月、茨城県古河市出身。23年入社。古河三高から2浪の末、「おもしろそうだから」という理由で出願した立大文学部キリスト教学科に入学できた。ゼミは「キリスト教音楽論」。立大野球部ではDeNA中川颯投手が2学年上、楽天荘司康誠投手が同期。リーグ戦出場には遠く及ばなかったが、現在プロや社会人野球で活躍されている選手やマネジャーと過ごした4年間は貴重な時間だった。趣味は母がオペラ歌手だった影響から舞台観劇。また、幼少期からMLBが大好き。24年5月にドジャース大谷翔平投手と同じマットレスを購入するなど、とりあえず形から入る。