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多様性を尊重する社会へ
ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DEI)
DEIは企業を中心に、サステナブルな成長に欠かせない要素であるとともに組織のレジリエンスを高めるものとして、昨今取り組みが浸透してきています。個の多様性の尊重の考え方はSDGs達成の基礎となるもので、企業のみならずより社会に広めていく必要があります。
公明党は個々の尊厳を守り、多様性を尊重する社会の実現に向けて、あらゆる政策を推し進めていくために、党内においてもDEIへの取り組みを強化していきます。
党に所属する議員、秘書、職員等が、一人ひとりの持つ個性や能力を最大限に生かし、それぞれが活躍できる環境を整備していきます。
DEIのイメージ
公明党は結党以来、「小さな声」に耳を傾け、社会的弱者やマイノリティを含めた「誰一人取り残さない」政治の実現に向け、人権尊重、教育・福祉政策に重点を置いています。とりわけ声が届きにくかった女性の声を政治に届け、政策に反映させる取り組みも積極的に行ってきました。
これまでも全議員の3割は女性でしたが、政策の立案及び決定において多様な国民の意見が的確に反映されるためには、政治分野での男女共同参画をさらに加速していく必要があります。そこで、そのための議会改革などの政策を提案、推進するとともに、女性議員に関する数値目標を定めるなど、党内の女性活躍推進により力を入れていきます。
DEIへの取り組み強化へ子育て世代の議員らと懇談する石井幹事長(左から2人目)ら=4日 党本部
女性議員に関する数値目標
長期的に党全体での女性議員の割合50%
中期的に10年後までに女性国会議員の割合30%
2020年の内閣府調査によれば、国会や地方議会選挙で立候補を断念した理由について、女性では当選後の家事や育児との両立が困難との回答が47.8%を占めています。
公明党は、仕事と子育て等が両立できる環境整備のため、あらゆる子育て支援策等の充実に取り組むとともに、政治分野における議員活動と子育て等の両立支援策も推進していきます。
また、内閣府の調査によれば、議員活動を行う上での課題として「性別による差別、セクハラを受ける」を挙げた女性は34.8%となっています。
公明党はあらゆるハラスメントの防止のため、党内のガイドラインを策定し、研修、相談窓口の設置などの対策を行っています。引き続きハラスメント対策の強化に取り組みます。