皆さんこんにちは。
長い夏休みが終わり、進路確定まで目前となりました
オープンキャンパスには、もう足を運ばれましたか?
来年、自分がその学校に通う姿がイメージできた方も、イメージができにくい方もいるかも知れません
柔道整復専門学校に通う自分がイメージできていない方は、もっと先の、柔道整復師として働く姿をイメージしても良いかも知れませんね
どういった現場で、どのように働いている自分でありたいか。
そこを明確にすると、おのずと行きたい学校が決まってくるはずです
ぜひイメージしてみて下さいね。
さて今回は、柔道整復師として携わることのできる仕事をご紹介します
皆さんは機能訓練指導員という職業を聞いたことがありますでしょうか?
この機能訓練指導員ですが、実は柔道整復専門学校を卒業した人の中で比較的多い進路のひとつなのです。
機能訓練指導員とは、特別養護老人ホームやデイサービスセンターにて機能訓練指導を専門的に行なうスタッフのことです。
上記施設に必ず一人以上配置をすることが定められており、柔道整復師をはじめ、看護職員、作業療法士、言語聴覚士、理学療法士、あん摩マッサージ指圧師の資格を持っている人しか機能訓練指導員になることはできません。
また機能訓練指導員という名前の資格はなく、上記6つの資格のいずれかを持つ人が、機能訓練指導員として働くことができる限定的な職業なのです。
業務の内容は、施設利用者の日常生活を営む上での機能改善や、減退予防などがあります。
具体的には下記の6点が、大きな仕事内容となっています。
被訓練者の身体能力の見極め・評価
機能訓練計画書の作成
被訓練者への回復訓練の実施
レクリエーションの実施
被訓練者が使用する道具の選択
その他の介護スタッフへ介助の指導・提案
接骨院・整骨院で働く場合と大きく違うのは、毎日様々な方の施術を行なうのに対し、機能訓練指導員は施設の利用者に対して訓練を行なうので、より密なケアが可能になります。
また毎日被訓練者の様子を見ることが可能なので、「徐々にできることが増えていくのを見守れるのが嬉しい」といったやりがいもあるそうです。
柔道整復師の国家資格が取れると、接骨院・整骨院で働く以外の進路も見えてきます。
ぜひ将来を見据えて進路を考えてみて下さい