ロサリオ入団を正式発表 背番号20 「タイガースの一員になれて誇り」
阪神が13日、前韓国ハンファのウィリン・ロサリオ内野手(28)と正式に契約を締結したと発表した。1年契約で推定年俸300万ドル(約3億4000万円)となり、背番号は20に決定。新助っ人は球団広報を通じ、コメントを寄せた。
「タイガースの監督、コーチ、スタッフの皆さんとタイガースの一員になれたことを誇りに思います。韓国にいる日本人のコーチやスタッフに、日本のことをいろいろと聞いて興味を持っていましたので、来季から日本でプレーすることにとてもわくわくしています。KBOでの成績が評価され、日本での新しいチャレンジをつかむことができましたので、このKBOでの経験を糧に自信を持ってプレーしたいと思います」
米国ではロッキーズに11年から5年間在籍。通算447試合に出場して打率・273、71本塁打、241打点。16年から韓国・ハンファでプレーし、今季は119試合に出場。打率・339、37本塁打、111打点と安定して結果を残した。
揚塩球団社長も「契約をまとめることができ、ほっとしたというのが正直なところです。MLB、KBOの所属球団との激しい争奪戦の中、契約をまとめてくれた編成スタッフに感謝したいと思います。ロサリオ選手は韓国球界での成績も申し分ありませんし、編成ポイントでもあった右の長距離砲ということで、打線の活性化につながる選手だと思っております。金本監督の下、リーグ優勝、日本一に向けて活躍してくれることを大いに期待しています」と広報を通してコメントした。