『ターミネーター:ニュー・フェイト』に玄田哲章・戸田恵子・坂本真綾!吹替版キャスト発表
映画『ターミネーター』シリーズ最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』の日本語吹替版キャストが発表され、アーノルド・シュワルツェネッガーの声でもおなじみの玄田哲章をはじめ、戸田恵子、坂本真綾ら実力派声優の参加が明らかになった。
1990年代を代表するSFアクション『ターミネーター2』(1991)の正統続編となる本作では、脚本・製作をシリーズの生み親であるジェームズ・キャメロンが担当。アーノルド・シュワルツェネッガーが再び殺人アンドロイド・T-800を演じるほか、女性戦士サラ・コナー役のリンダ・ハミルトンも28年ぶりにシリーズ復帰を果たす。
吹替版では、シリーズ作品全てに参加している玄田哲章がT-800の声を担当。「とにかく感無量! のひとことに尽きます。自分にとって、とても思い入れのある『ターミネーター2』の続編なのでまた演じられて嬉しい限りです。見応え十分、ホントにすごい作品です!」とシリーズ愛を語ると「ちょっとネタバレですが……最初に衝撃的シーンあり! です。絶対に開映時間に遅れないように劇場にお越し下さい!」と冒頭からサプライズが待っていることを明かす。
また、シリーズ1作目『ターミネーター』(1985)のテレビ版吹替に参加した戸田恵子は、久々のサラ・コナー役。「過去にサラ・コナー役を演じてから長い年月を経ていたので、驚きの一言でした。リンダと同じように年齢を重ねていますが、彼女の洗練された肉
体と戦う姿はとてもかっこよく、同じ女優として尊敬の念しかありません。今回の『ターミネーター』は女性の活躍が見どころです。強い女性たちの活躍、特に28年振りとなるリンダ・ハミルトンのサラ・コナーの活躍を楽しみにしていて下さい」と意気込む。
戸田の言葉通り、本作では、超人的な身体能力を持つ女性戦士グレース(マッケンジー・デイヴィス)も活躍。サラと並び立つ新たな戦士を演じるのが、アニメ「攻殻機動隊ARISE」ほか、数々の作品で活躍する坂本真綾。本作について「子供の頃は AI と人間の戦争なんて空想の世界のお話と思えたのに、今ではそう遠い未来の話とは思えなくなりました。本作は、今の時代に改めて与えてくれる新しい刺激と、長年のファンをニヤリとさせる懐かしさが同時に味わえる作品です!」と語っている。
サラたちと攻防を繰り広げる新型ターミネーター・REV-9(ガブリエル・ルナ)を演じるのは、ハリウッド超大作の吹き替えで定評がある小松史法。また、かつてのサラ・コナーを彷彿させる謎の女性ダニー(ナタリア・レイエス)役を高垣彩陽、ダニーの弟ミゲル役を伊東健人、移民局の男性医師役を落合福嗣が務める。
メガホンを取ったのは『デッドプール』(2016)のティム・ミラー監督。エドワード・ファーロングもジョン・コナー役に復帰するという。(編集部・入倉功一)
映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』は11月8日より全国公開