日本の悪役令嬢と韓国の悪女…ピッコマに悪女作品について聞いてみた
“悪役令嬢”作品の魅力を掘り下げるコラム「教えて!悪役令嬢」も今回で3回目。第1回では悪役令嬢ものの特徴として、物語に基本的な“型”があることやエポックメイキングなタイトル、そして悪役令嬢ものの魅力を紹介した。第2回では小説家になろうを運営するヒナプロジェクトの取締役、悪役令嬢作品を多く連載するレーベル・FLOS COMICの編集者、悪役令嬢フェアを展開した清風堂書店の書店員に、それぞれの視点から悪役令嬢作品の盛り上がりについて語ってもらった。本コラムの第3回で取り上げるのは、厳密に言うと悪役令嬢ものではない。日本で悪役令嬢ものが流行っているのと時を同じくして、韓国で“悪女”ものが隆盛を誇っているのをご存知だろうか。今回はカカオジャパンが運営する、マンガ・ノベルサービスのピッコマを軸に “悪女”ブームについて紹介。悪役令嬢作品との共通点、相違点を紐解いていく。