ハコイリ♡ムスメは春から“第二章”へ!
おニャン子クラブやCoCo・ribbonといった80~90年代のアイドルポップスのカバー曲と、毎回演劇を見せる定期公演が評判な、清楚な美少女の7人組グループ・ハコイリ♡ムスメ。しかし4月19日に行われた、彼女たちの定期公演『ハコイリ♡ムスメ定期便4月号~4月の片想い~』でこれまでのハコムスから一新! この日「全曲新曲」「新衣装」そして「初オリジナルソング発表」、さらに「新メンバーお披露目」という重大発表を次々行った。
下段左より神岡実希、小松もか、門前亜里、我妻桃実
ハコイリ♡ムスメは相武紗季や小沢真珠といった人気女優・タレントを抱えるボックスコーポレーションが初めて手がけるアイドルグループ。昨年の夏に結成され、最初はあくまで期間限定グループの予定でアイドルという未知の世界に挑んだ女優の卵たち。しかし「アイドルの道をもっと進んでみたい」と、全員が意思を固めて継続決定。現在AKIBAカルチャーズ劇場で行われているレギュラー公演『ハコイリ♡ムスメ定期便』を中心に数々の対バンライブにも出演している。
この日、ハコムス8人目のメンバーとして登場したのが阿部かれん。高校1年生の15歳、大阪出身だ。モデルばりの高身長&スタイルの良さと緊張の中にも純朴さ溢れた笑顔が愛らしい。特技は英語・イラスト、そしてフィギュアスケートということで、それぞれの一端を舞台上で披露した。特に英語では、これまでメンバーの中で「特技:英語」担当だった内山珠希と英語による自己紹介で対決。あっさりと阿部が勝利し、グループ内「特技:英語」枠を勝ち取った。
また「わたしたちが結成した時にもやった“儀式”をあべちゃんにもやってもらおう! 避けては通れない道だから……」と前置きして始めたのが、「ハコムスニューフェイス・阿部かれんのニックネームを決めよう!」のコーナー。ここで司会の鉄戸美桜が「神岡(実希)も今は『みっきー』だけど、最初は『ゴッドヒル』だから!」「門前(亜里)も『ありりん』とか可愛い名前つけてるけど、今はババアでいいよ!」など、ニックネームにまつわる黒歴史や台なし発言を連発。ニックネーム、本当につけるべきだろうか…。
結局、さまざまなニックネーム候補の中から選ばれたのは、苗字の「阿部」と大阪出身ということで大阪の超高層ビルの名前にひっかけた「はるかす」に。ただしまだ「仮」ということなので、これが黒歴史になるかどうかは、次回以降の定期公演でわかりそうだ。
公演中は緊張しっぱなしで、メンバーからも「元気出していこう! 私たちも最初そうだったけど!」と応援されていたはるかすちゃん。最後まで笑顔は絶やさなかった。公演終了後の囲み取材では、「始まるまで不安でいっぱいだったんですけど、ファンの皆様があたたかくて、ミスしても笑って受け止めてくださって。メンバーも気にかけてくださって。これからは皆さんの優しさに頼る前に、自分でどうにか出来るようになりたい。次は私が楽しむんではなくて、皆様に楽しんでもらえるように頑張っていきたい」と、初舞台とは思えぬしっかりとしたコメントも残した。