21日、デヴィ夫人がアニメ声優に初挑戦することが発表された。その作品とは、来月12日より公開されるTVアニメ『プリパラ』の劇場版『プリパラ み~んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ』(以下、劇場版『プリパリ』)。この驚くべき発表に、『プリパラ』ファンは騒然となっている。
発表によると、デヴィ夫人が声を演じるのは、主人公・らぁらが通う・私立パプリカ学園小学部校長・大神田グロリアの姉、大神田プロリア。大神田グロリアは、“リナちゃん”と名付けた改造掃除機片手に、小学生生徒が隠し持つ「プリチケ」を刈り取るのが日課だったという、なかなかクセの強いキャラクター。そのグロリアと瓜二つの姉・プロリアを演じるにあたって、デヴィ夫人は「私の特徴的な声を生かしてゴージャスでちょっぴりミステリアスなプロリアを演じてみたいと思います」と、意気込みを語っている。
“ゴージャスでちょっぴりミステリアス”という言葉も気になるところだが、なによりデヴィ夫人の初声優作が『プリパラ』だということに驚くファンも多いようで、ネットには「デヴィ夫人がプリパラ声優デビューだと!?」「ツッコミが追いつかない」「プリパラのゲスト声優にデヴィ夫人とか聞いてない」「斜め上すぎるだろ」といった声が続々と上がっている。今回、ボーカルドール・ファルルの妹的存在、ミニファルルの声を元AKB48の川栄李奈が担当することもあわせて発表されたのだが、話題はデヴィ夫人に集中している状態だ。
そんな劇場版『プリパリ』、デヴィ夫人の出演が決まる前から、なぜか『機動戦士ガンダム』のモビルスーツのデザインで知られる大河原邦男氏が本編と関係のないメカデザインを手掛けるということで、「なんかおかしい気配がする」「映画本気で何するんだろうな……」と、映画の内容を気にするファンが多数見受けられた。しかも、脚本は『探偵オペラ ミルキィホームズ』など、ギャグに定評があり、また『プリパラ』のぶっ飛んだギャグ回でもおなじみのふでやすかずゆき氏が担当するということで、“絶対何かが起こる”とファンは期待(?)するばかり。
そもそも、TVアニメ自体も「良い話かと思ったらやっぱりキチガイ回。それがプリパラ」「プリパラはキチガイの限界を求め今日も走り続けている」と評するファンが多く、大きなお友達も楽しませてきた『プリパラ』。4月から始まる新シリーズも“小学生のらぁらがママになる”というトンデモ発表をし、ファンを騒然とさせている。
ちなみに、芸能人が声優をやると大抵批判の声が多数上がるのだが、今回は少数にとどまっている。それどころか、「プリパラ劇場版のデヴィ夫人は、芸能人が声優として参加した数あるアニメ劇場版の歴史の中でも最高最強の配役」「デヴィ夫人は、本当になんでもやりますねw」といった声が上がっている状態だ。とりあえず、映画本編と共にデヴィ夫人の“ゴージャスでちょっぴりミステリアスなプロリア”を楽しみにしたい。
それより今、アニメ『プリパラ』の展開がつらい……。
(^ω^)つ『KING OF PRISM by PrettyRhythm』