ビアバー「日々一泡Brewery(ひびひとあわ ブルワリー)」(大阪市福島区福島8)が11月14日、JR福島駅近くにオープンした。運営はジェイアール西日本デイリーサービスネット(尼崎市)。
社内公募で集まった部署や役職の異なるクラフトビール好きの社員5人が手がける新事業。店長の成松香織さんは「関西の醸造所を訪れ、醸造家の思いに共感したクラフトビールを提供している。将来的には、ビアバーに隣接する醸造所でオリジナルクラフトビールを造り、提供する予定」と話す。店舗面積は約60平方メートル。店内はカウンターやベンチを設け、最大25人を収容する。
2週間から1カ月ごとにカウンター内のサーバーの中身を入れ替えながら、関西のクラフトビール8種類をスタッフがサーブして提供。クラフトビールを製造する醸造所のラインアップは、神戸の小学校跡地で醸造する「open air(オープン エア)」、2022年5月に京都・木津川で開業した「コトコトビール」、大阪・九条でケルシュスタイルのビールをメインに造る「ONE’s BREWERY(ワンズ ブルワリー)」など。サイズはM(250ミリリットル、600円~)、L(420ミリリットル、1,000円~)の2種類。スタッフが薦める3種類を飲み比べできるセット(1,500円)のほか、持ち帰りもできる瓶や缶のビール10種類以上もそろえる。
フードは6種類。ミックスナッツ(400円)やトルティーヤチップス(500円)、フランクフルト(600円)などつまみを用意する。
成松さんは「さっぱりとした飲みやすい物から、ホップの苦みが強い物まで、幅広くそろえている。クラフトビールの好き嫌いにかかわらず好みのクラフトビールと出合える場所になれば」と話す。
営業時間は17時~22時30分。月曜・火曜定休。