Apple Watchユーザガイド
- ようこそ
- 新機能
-
- VoiceOver
- VoiceOverを使ってApple Watchを設定する
- VoiceOverを使ってApple Watchの基本的な操作を実行する
- Apple Watchのミラーリング
- 近くのデバイスを操作する
- AssistiveTouch
- 点字ディスプレイを使用する
- Bluetoothキーボードを使用する
- ズーム機能
- 触覚フィードバックで時刻を確認する
- テキストのサイズなどのビジュアル設定を調整する
- 運動能力設定を調整する
- RTTを設定して使用する
- アクセシビリティのオーディオ設定
- 入力して読み上げる
- フォーカス中のアプリを自動選択する
- Siriでアクセシビリティ機能を使用する
- アクセシビリティショートカット
- 著作権
Apple WatchでRTTを設定して使用する
RTT（Real-time Text）は、テキストを入力中に音声を転送するプロトコルです。聴覚または言語に不自由を抱えている場合は、モバイル通信機能付きApple Watchを使用することで、iPhoneから離れた場所にいるときでもRTTで意思疎通できます。Apple Watchでは、Apple Watchアプリで構成する内蔵ソフトウェアRTTが使用されます。追加デバイスは必要ありません。
重要: RTTは国や地域または通信事業者によっては対応していません。米国内で緊急電話を利用すると、Apple Watchから特殊な文字または通知音が送信されて、オペレータに通知されます。オペレータが通知音を受け取れる/返信できるかどうかは、地域によって異なる場合があります。Appleでは、オペレータがRTT通話を受信/返信できることは保証しません。
RTTをオンにする
iPhoneでApple Watchアプリを開きます。
「マイウォッチ」をタップし、「アクセシビリティ」＞「RTT」と選択してから、「RTT」をオンにします。
「リレー番号」をタップしてから、RTTを使用してリレー通話に使用する電話番号を入力します。
「すぐに送信」をオンにすると、文字を入力しているときに各文字が送信されます。メッセージ入力が完了してから送信する場合はオフにします。
RTT通話を開始する
Apple Watchで電話アプリ
を開きます。「連絡先」をタップしてから、Digital Crownを回してスクロールします。
電話をかけたい連絡先をタップし、下にスクロールしてから、RTTボタンをタップします。
メッセージをスクリブルで入力し、リストから返信をタップするか、絵文字を送信します。
注記: スクリブルは、言語によってはご利用いただけません。
テキストがApple Watch上に表示されます。「メッセージ」のチャットによく似ています。
注記: 電話の相手がRTTを有効にしていない場合は、そのことがあなたに通知されます。
RTT通話に応答する
電話の通知音が聞こえたり通知を感じたりしたときに手首を上げると、発信者が表示されます。
「応答」ボタンをタップし、下にスクロールしてから、RTTボタンをタップします。
メッセージをスクリブルで入力し、リストから返信をタップするか、絵文字を送信します。
注記: スクリブルは、言語によってはご利用いただけません。
デフォルト返信を編集する
Apple Watch上でRTT通話をかけるまたは受け取るときに、タップするだけで返信を送信できます。独自の返信を追加するには、以下の手順に従います:
iPhoneでApple Watchアプリを開きます。
「マイウォッチ」をタップし、「アクセシビリティ」＞「RTT」と選択してから、「デフォルトの返信」をタップします。
「返答を追加」をタップし、返信を入力してから、「完了」をタップします。
ヒント: 一般的に、返信は「GA」（go ahead、どうぞ）で終わります。こちらが返信を受け取れる状態であることを相手に伝えます。
既存の返信を編集または削除する場合、または返信の順番を変える場合は、「デフォルトの返信」画面で「編集」をタップします。