Macで情報を安全に保管する方法
Mac上の情報を保護するには、定期的にバックアップし、ユーザの情報へのアクセスを制限し、ソフトウェアアップデートをインストールし、紛失したコンピュータを探したり無効にしたりする設定を行い、マルウェアから保護します。
定期的にバックアップする
Macは常にバックアップする必要があります。バックアップがあれば、Macに異常が発生したり、誤ってデータが削除されてしまった場合でも、簡単にファイルを回復できます。
最も簡単にバックアップする方法は、Time Machineを設定し、Mac上のすべての情報を毎日自動的にバックアップすることです。Time Machineを使ってファイルのバックアップを作成するを参照してください。
Time Machineのほかに、CDやDVDへの書き込み、外部ドライブへのファイルのコピーなど、重要なファイルをバックアップする方法がいくつかあります。ファイルをバックアップまたは保護する方法を参照してください。
情報への不要なアクセスを制限する
macOSには、Mac上の情報を安全に保護するためにいくつかの機能が用意されています。複数の人がMacを使用する場合は、各人にユーザアカウントを設定し、ある人が必要とするファイルを別の人が変更できないようにすることをお勧めします。ユーザまたはグループを追加するを参照してください。
安全なパスワードを使用して不正なアクセスを防ぎ、すべてのユーザアカウントにパスワードが設定されていることを確認し、「ユーザとグループ」設定で自動ログインをオフにしてください。
「ユーザとグループ」設定を開くには、アップルメニュー >「システム設定」と選択して、サイドバーで「ユーザとグループ」 をクリックします。(下にスクロールする必要がある場合があります。)
ユーザの情報の安全性を確保する方法について詳しくは、Macのセキュリティを設定するおよびMacでプライバシーを保護するを参照してください。
ソフトウェアアップデートをすぐにインストールする
お使いのMacは、ソフトウェアアップデートを自動的に確認し、アップデートをダウンロードする準備が整ったときに通知するように設定されています。 ウイルスやその他の問題を避けるには、最新のセキュリティソフトウェアが含まれている、このようなアップデートが公開され次第、できるだけ早めにダウンロードしてインストールしてください。
使用可能なアップデートがあるかどうかを確認するには、アップルメニュー >「システム設定」と選択し、サイドバーで「一般」 をクリックしてから、「ソフトウェアアップデート」をクリックします。(下にスクロールする必要がある場合があります。)
ソフトウェアのアップデートについて詳しくは、Macを最新の状態に保つを参照してください。
アップデートを確認しても何も起こらない場合は、インターネットに接続していない可能性があります。インターネット接続の問題を解決するを参照してください。
なくしたMacを探す
「探す」アプリを使って、Webブラウザ、iPhone、iPad、またはiPod touchから、なくしたMacを探すか無効にすることができます。「探す」アプリを設定して紛失したMac、デバイス、または持ち物を探すを参照してください。
有害なソフトウェアを避ける
悪質なソフトウェア、つまりマルウェアは、すべてのコンピュータユーザにとっての脅威です。特にインターネットに接続しているユーザにとっては大きな脅威となります。Macをマルウェアから保護するを参照してください。