Macのスクリーンタイムとは
スクリーンタイムでは、アプリケーションやWebサイトの使用時間を確認することができます。あらゆる操作に対して使用時間の長さを制御するためのツールも用意されています。両親や保護者の場合は、子供についても同じ情報を確認し、制限を適用できます。子供ごとに個人や年齢に合った制限を設定したり、子供が設定を変更できないようにパスコードを設定したりすることもできます。
ファミリー共有を使えば、子供のスクリーンタイムをより簡単に設定できます。保護者は、Mac、iPhone、iPadなど、どのデバイスからでも子供のすべてのデバイスにスクリーンタイムを設定できます。
スクリーンタイムの設定は、同じApple IDでサインインしているすべてのデバイスに適用されます。レポートには、そのすべてを集計した使用状況が表示されます。
スクリーンタイムのレポートでは、自分のデバイスの日単位または週単位の使用状況を確認したり、子供のデバイスの使用状況を監視したりできます:
App使用状況: アプリケーションの使用状況を示すグラフが表示されます。グラフをカスタマイズして、特定の期間、アプリケーション、アプリケーションカテゴリ、Webサイト、デバイスの使用統計を表示することもできます。時間制限が設定されているアプリケーションの横に「制限」アイコン が表示されます。
通知: 通知の受信回数を示すグラフが表示されます。グラフをカスタマイズして、特定の期間、アプリケーション、Webサイト、デバイスで受信した通知の数を表示することもできます。
持ち上げ/再開: デバイスを使用するためにスリープ解除した回数と解除後最初に使用したアプリケーションを示すグラフが表示されます。グラフをカスタマイズして、特定の期間、アプリケーション、Webサイト、デバイスで記録された持ち上げ回数を表示することもできます。
スクリーンタイムでは、さまざまな制限を設定できます:
休止時間: 画面を見ない時間帯を設定します。休止時間を毎日同じ時間帯に設定することも、曜日ごとに変えることも、すぐに休止時間をオンにすることもできます。休止時間を管理するを参照してください。
App使用時間の制限: アプリケーションやWebサイトの使用時間を制限します。アプリケーション、アプリケーションカテゴリ、Webサイトごとに制限を設定できます。制限に達する5分前にメッセージが表示されます。時間制限に達すると、そのアプリケーションのアイコンが淡色で表示され、アプリケーションを開くとメッセージが表示されます。アプリケーションとWebサイトの時間制限を設定するを参照してください。
コミュニケーションの制限: 連絡先を管理し、休止時間外と休止時間中に通信/通話できる相手を制限します。コミュニケーションの制限を設定するを参照してください。
コミュニケーションの安全性: 子供のデバイスの「メッセージ」アプリケーションで送受信される裸体の写真を確認します(macOS 12.1以降、iOS 15.2以降、またはiPadOS 15.2以降。一部の国や地域ではご利用いただけません)。メッセージのコミュニケーションの安全性のオン/オフを切り替えるを参照してください。
常に許可: 休止時間中を含め、常に使用を許可するアプリケーションを指定します(緊急時に必要なアプリケーションなど)。常に許可するアプリケーションを選択するを参照してください。
コンテンツとプライバシー: コンテンツ、ストアでの購入、ダウンロード、プライバシー設定を制限します。コンテンツとプライバシーの制限を設定するを参照してください。
リクエスト: 家族からのスクリーンタイム使用時間延長のリクエストに対応します。スクリーンタイムで使用時間延長のリクエストに対応するを参照してください。