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iPhoneでデュアルSIMを使用する
デュアルSIMの活用方法はいろいろありますが、以下はその一例です:
1つの番号を仕事用に、もう1つの番号を個人用の通話に使用する。
別の地域に行くときに現地のデータプランを追加する。
音声通話プランとデータプランを分けて使用する。
注記: 2つの異なる通信事業者を利用するには、iPhoneのロックを解除する必要があります。Appleサポートの記事「iPhoneのロックを解除して別の通信事業者で使う方法」を参照してください。
以下のモデルでは、デュアルSIMを設定できます:
iPhone XR、iPhone XS、iPhone 11、iPhone 12、iPhone 13、iPhone SE(第2世代)、およびiPhone 14以降(米国以外で購入したもの)では、1つの物理的なSIMと1つのeSIMを使用できます。
iPhone 13、iPhone SE(第3世代)以降では、2つのeSIMを使用できます。
注記: eSIMは特定の国や地域では利用できません。
デュアルSIMを設定する
「設定」 >「モバイル通信」と選択してから、「SIM」の下に2つ以上の回線があることを確認します。回線を追加するには、「モバイル通信サービスを設定する」を参照してください。
2つの回線をオンにします。回線をタップしてから、「この回線をオンにする」をタップします。
「モバイル通信プランの名称」、「Wi-Fi通話」(通信事業者で使用可能な場合)、「ほかのデバイスでの通話」、「SIM PIN」などの設定を変更することもできます。モバイル通信プランの名称は、「電話」、「メッセージ」、「連絡先」に表示されます。
モバイルデータ通信のデフォルトの回線を選択します。「モバイルデータ通信」をタップしてから、回線をタップします。受信可能範囲と利用可能状況に応じて回線を使用するには、「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をオンにします。
「データローミング」がオンになっていて、通信事業者のネットワークのサービスエリアでない国や地域にいるときは、ローミングの料金が発生する場合があります。
音声通話のデフォルトの回線を選択します。「デフォルトの音声回線」をタップしてから、回線をタップします。
デュアルSIMの使用中は、以下に注意してください:
一方の回線を通話に使用しているときに他方の回線で電話を受けられるようにするには、回線の「Wi-Fi通話」をオンにする必要があります。一方の回線で通話中に他方の回線で電話を受けたとき、利用できるWi-Fi接続がない場合には、通話にすでに使用されている方の回線のモバイルデータ通信を使用して他方の回線の電話を受けることになります。これには料金がかかる場合があります。他方の回線の電話を受けるには、通話中の回線のデータを使用することを「モバイルデータ通信」設定で許可しておく必要があります(「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をオンにし、デフォルトの回線またはデフォルトではない回線として設定します)。
回線の「Wi-Fi通話」がオンになっていないと、その回線にかかってきた電話(緊急通報サービスからの着信も含む)は、他方の回線が使用中の場合、直接留守番電話(通信事業者で使用可能な場合)に転送されます。不在着信通知は表示されません。
話し中や圏外などの条件に応じて別の回線に自動電話転送するよう設定した場合、着信は留守番電話に転送されません。利用可否や設定方法については、ご利用の通信事業者にお問い合わせください。
デュアルSIMを搭載するiPhone経由でMacなどのほかのデバイスから電話をかける場合は、デフォルトの音声回線が使用されます。
1つの回線を使ってSMS/MMSメッセージの会話を開始した場合、その会話を別の回線に切り替えることはできません。会話を削除して、別の回線で新たに会話を開始する必要があります。また、モバイルデータ通信用に選択されていない回線でSMS/MMSによる添付ファイルを送信すると、追加料金が発生する場合があります。
Instant Hotspotとインターネット共有では、モバイルデータ通信用に選択された回線が使用されます。