iPhone/iPad用GarageBandでVoiceOverを使ってトラック表示の中を移動する
iPad用GarageBandでは、標準VoiceOverジェスチャを使って、インターフェイス内を移動できます。 トラックに移動すると、トラックアイコンが最初に選択され、次にトラック上のリージョンが選択されます。トラックヘッダが開いている場合、ミュートボタンおよびソロボタン、ボリュームスライダ、リージョンの順に選択されます。トラックの移動が最後のリージョンを超えると、VoiceOverカーソルが次のトラックのトラックアイコンに移動します。
その他のジェスチャを使って、拡大/縮小、再生ヘッドの移動、トラックの左右スクロール、前後のトラックへのジャンプ、トラックヘッダを開く、トラックの順序の変更を行うことができます。
曲の操作について詳しくは、iPad用GarageBandで曲を再生する/操作するを参照してください。
ルーラの位置の通知を受け取る
リージョン、ノート、再生ヘッドなど、ルーラ位置のある項目に移動すると、VoiceOverにより完全な位置情報が読み上げられます。
項目を時間的に前進または後退させると、時間的な位置が変化する部分のみが読み上げられます。
例えば、再生ヘッドを2小節目の先頭に移動すると、その位置が「第2小節、1拍目」と読み上げられます。同じ小節の2拍目に再生ヘッドを移動すると、拍のみが変更され、「2拍目」と読み上げられます。再生ヘッドを時間的に前進させると、後続の拍が読み上げられます。再生ヘッドが次の小節に達すると、「第3小節、1拍目」と読み上げられます。
拡大した状態で項目を移動すると、VoiceOverはティックやディビジョンのような小さな時間区分も読み上げます。
リージョンを拡大する
任意のリージョンに移動し、VoiceOverローターを「拡大/縮小」に合わせてから、下にスワイプすると拡大、上にスワイプすると縮小できます。
トラックを左右にスクロールする
リージョンを拡大すると、トラックを左右にスクロールできます。
拡大したトラック内の任意の項目に移動し、3本指で左右にスワイプします。
スクロールする際、ルーラの表示範囲が音声で読み上げられます。
再生ヘッドを移動する
以下のいずれかの操作を行います:
再生ヘッドに移動し、ダブルタップして押さえたままにします。上昇する音が3つ鳴ったら、左右にドラッグして再生ヘッドを任意の位置に移動します。
再生ヘッドに移動し、上下にスワイプして、再生ヘッドを1小節先へ移動します。
トラックアイコンまたはリージョンに移動し、VoiceOverローターを「再生ヘッド」に合わせてから、上下にスワイプして再生ヘッドを1小節先へ移動します。
再生ヘッドを移動するたびに、VoiceOverが新しい位置を音声で読み上げます。
次のトラック/前のトラックを選択する
トラックアイコンまたはリージョンに移動し、VoiceOverローターを「トラック」に合わせて、上下にスワイプします。
トラックヘッダを開く/閉じる
トラックヘッダを開くと、トラックのボリューム、ミュート、ソロの各コントロールを選択して調節できます。以下のいずれかの操作を行います:
トラックアイコンに移動し、VoiceOverローターを「トラックヘッダを切り替え」に合わせてから、上下にスワイプします。
「トラックヘッダ」ボタンに移動してから、ダブルタップします。
トラックヘッダが開いている場合は、「ソロ」ボタン、「ミュート」ボタン、トラックヘッダのボリュームスライダに移動し、VoiceOverローターを「トラックヘッダの切り替え」に合わせて、トラックヘッダを閉じることができます。
トラックの順序を変更する
移動したいトラックのトラックアイコンへ移動します。
ダブルタップして、上昇する音が3つ鳴るまで押さえたままにします。
トラックを上下にドラッグして移動します。
トラックをドラッグすると、VoiceOverが、ほかのトラックに対してどの位置に移動したのかを音声で読み上げます。