Appleデバイスで評価を実行する
iPadとMacは、安全な試験を管理するために承認されたデバイスです。どちらも、Smarter Balance Assessment Consortium(SBAC)やACT Aspireによるテストを含む、州のオンライン試験に利用できます。評価モードでは、AppによってiPadとMacが自動的にロックされ、テスト用に構成されます。このため、生徒が他のAppや機能にアクセスしたり、評価を回避したり、結果を無効にしたりすることを防ぐことができます。
対応するAppを使用してテスト用にiPadやMacを保護する場合、モバイルデバイス管理(MDM)による追加の設定や構成は必要ありません。評価モードのAppにより、iPadやMacは自動的に単一のAppに固定されます。つまり、評価モードがアクティブな間は、ユーザは他のAppに切り替えることができません。ハードウェアボタンや、自動修正、スペルチェック、辞書検索、共有、画面収録などの機能は、生徒がテストを完了するまで自動的に無効になります。
iOS 14以降とiPadOS 14以降では、評価用AppでiPadOS上で有効にしたり制限したりする機能をきめ細かく制御できるようになりました。例えば、数学のテストでは自動修正とスペルチェックは有効にして、辞書検索やキーボードショートカットなどの機能は制限し、理科のテストでは音声入力を有効にしながら予測テキストは制限するといったことができます。
テスト用Appが評価モードをサポートしていない場合、または診断、授業、形成的評価、中間評価のためにAppを使用する場合は、MDMを使用してシングルAppモード用にiPadを設定することができます。MDMソフトウェアは、選択したAppを識別するプロファイルをインストールし、デバイス上でAppを強制的に開くようにします。こうして、生徒が他のAppを使用できないようにします。プロファイルでは、生徒に使用させたくない追加機能を指定できます。ローステークス評価の場合、教師は「クラスルーム」Appを使用して生徒を単一Appにロックすることもできます。
評価プロバイダに問い合わせて、Appで評価モードを使用することを確認してください。
iPadでの評価について詳しくは、「Curriculum, Assessment, and Teaching Tools for iPad」を参照してください。