Appleプラットフォーム導入
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Microsoft Exchangeを使用してiPhone、iPad、またはApple Vision Proを識別する方法
Exchange識別子の表示
ユーザは一意デバイス識別子を表示できます。この識別子はExchangeデバイスIDと呼ばれ、Exchangeによって認識されます。ユーザにこの識別子を提供してもらうことで、デバイスを承認したり、Exchangeサービスへのアクセスを許可したりできます。ExchangeデバイスIDは、工場出荷時の設定に復元された場合にのみ変更されます。iPhone、iPad、またはApple Vision ProでExchangeデバイスIDを表示するには、「設定」>「メール」>「アカウント」>「アカウントを追加」と選択し、「Exchange」と選択します。
オペレーティングシステムのバージョンを特定する
iPhone、iPad、またはApple Vision ProがMicrosoft Exchange Serverに接続されたときに、デバイスはオペレーティングシステムのバージョンを報告します。バージョン番号は要求ヘッダのUser-Agentフィールドに「Apple-iPhone2C1/705.018」のように送信されます。区切り文字(/)の後ろの数字はビルド番号(リリースごとに一意)です。
デバイス上でビルド番号を表示するには、「設定」>「一般」>「情報」と選択します。バージョンとビルド番号は、「4.1 (8B117A)」のように表示されます。括弧内の番号はビルド番号です。この番号によって、デバイスで動作しているリリースを特定できます。
ビルド番号は、Exchange Serverに送信されるときに、「NANNNA」(「N」は数字、「A」はアルファベット)書式から、Exchange書式「NNN.NNN」に変換されます。数字の値はそのままですが、文字はアルファベットの位置を表す数字に変換されます。たとえば、「F」は6文字目のアルファベットなので「06」に変換されます。Exchange書式に合うように、必要に応じて数字がゼロで埋められます。
たとえば、ビルド番号「7E18」は「705.018」に変換されます。最初の数字「7」は、「7」のままです。文字「E」は5文字目のアルファベットなので「05」に変換されます。この書式では、ピリオド(.)が変換後の数字に挿入されます。次の数字「18」にはゼロが埋められ、「018」に変換されます。
「5H11A」のようにビルド番号が文字で終わる場合、数字は上記のように変換されますが、最後の文字を表す数値は、ゼロ3つで分離されてから文字列に付加されます。その結果、「5H11A」は「508.01100001」になります。