Apple School Managerでのパスワードポリシーの設定
生徒に一時パスワードを送信する前に、アカウントに役割を割り当て、パスワードポリシーを設定する必要があります。パスワードポリシーには次の3つがあります。
標準パスワード(8文字以上の英数字)
6桁のパスコード
4桁のパスコード
セキュリティ維持のため、ユーザに割り当てられる役割に応じて異なるパスワードポリシーが使用されます。
管理者の役割を持つユーザ、マネージャ、職員、講師は、標準のパスワードを使用する必要があります。生徒の役割を割り当てられたアカウントでは、標準、6桁または4桁のパスコードを使用できます。
すでに役割を割り当てられている場合は、アカウントに対してパスワードポリシーを設定することが可能です。「役割権限」を参照してください。
重要: SFTPでアップロードされたstudents.csvファイルのpassword_policyの値により、それまで設定されていた場所のパスワードポリシーおよびすべてのパスワードポリシーを上書きします。.csvファイルのpassword_policyの値を空白のままにした場合、場所のデフォルトパスワードポリシーは次のように設定できます。
新しいアカウントに使用される
既存のアカウントのデフォルトパスワードポリシーへの変更なし
パスワードポリシーのさまざまなシナリオ
Apple School Managerへの生徒アカウントの追加方法に応じ、アカウントの提供元が.csv、手動、SISのどれであるかによって、特定の生徒のパスワードポリシーが異なることがあります。
提供元 | .csvパスワードポリシー | 場所パスワードポリシー | 使用値 | Apple School Managerで編集可能かどうか |
---|---|---|---|---|
.csv | はい | なし | .csv | いいえ |
.csv | はい | はい | .csv | いいえ |
.csv | なし | はい | 場所 | いいえ |
手動 | N/A | はい | ユーザ | はい |
手動の後、.csv | はい | いいえ | .csv | いいえ |
手動の後、.csv | いいえ | はい | ユーザ | いいえ |
SIS | N/A | はい | 場所 | はい |
Federated Authentication | N/A | IdPが設定 | IdPが設定 | いいえ |
Google Workspace Sync | N/A | IdPが設定 | IdPが設定 | いいえ |
OIDC | N/A | IdPが設定 | IdPが設定 | いいえ |
ユーザのパスワードポリシーの設定
Apple School Managerで、管理者、サイトマネージャ、またはユーザマネージャの役割を持つユーザでサインインします。
サイドバーで「ユーザ」を選択し、ユーザを選択するか、「検索」フィールドで検索します。「検索する方法」を参照してください。
リストからユーザを選択します。
を選択して、「パスワードポリシー」ポップアップメニューからポリシーを選択し、「保存」を選択します。
複数のユーザのパスワードポリシーの設定
複数の役割に対してパスワードポリシーを設定することはできません。役割ごとに固有のポリシーが必要です。
Apple School Managerで、管理者、サイトマネージャ、またはユーザマネージャの役割を持つユーザでサインインします。
サイドバーで「ユーザ」を選択し、ユーザを選択するか、「検索」フィールドで検索します。「検索する方法」を参照してください。
リストからユーザを選択します。
「パスワードポリシー」の行で「編集」を選択し、「編集」を選択します。
パスワードポリシーを変更し、「続ける」を選択します。
次のいずれかを実行します。
「アクティビティ」を選択して、このアクティビティを表示します。
「完了」を選択します。