Apple School Managerでのデバイスワークフロー
Apple School Managerは、組織がAppleから直接購入したAppleデバイス、またはApple製品取扱店や正規の携帯電話会社を通じて購入したAppleデバイスをすばやく効率的に導入する方法を提供します。ユーザの手元に届く前に、デバイスに触れたり事前設定したりすることなく、デバイスをモバイルデバイス管理(MDM)ソリューションに自動登録することができます。またMDMソリューションを使用すると、設定アシスタントの特定のステップを省略してユーザの設定プロセスをさらに簡素化できるため、ユーザが短時間でデバイスを使用できるようになります。
Apple School Managerにサインアップ後、4つの手順を踏むことでデバイスの管理を開始できます。
個別および共有型の両方の導入プロセスにおいて、学習環境にAppleデバイスを導入する手順の詳細については、「導入ガイド:教育機関のiPadおよびMac用」を参照してください。
手順1:AppleまたはApple製品取扱店にリンクする
Appleお客様番号または販売代理店番号をApple School Managerにリンクすると、リンク処理の完了後に、注文したiPhone、iPad、Mac、Apple TV、Apple Watch、Apple Vision Proの各デバイスが自動的にApple School Managerに表示されます。「デバイスサプライヤの管理」を参照してください。
手順2:サードパーティのMDMソリューションにリンクする
デバイスの割り当てを開始する前に、Apple School Managerで少なくとも1つのサードパーティのモバイルデバイス管理(MDM)ソリューションにリンクする必要があります。
手順3:デバイスをApple School Managerに追加する
Appleお客様番号または販売代理店番号を使って購入したデバイスはApple School Managerに自動的に表示されます。また、所有するデバイスをApple Configuratorを使って手動で追加することもできます。「Apple Configuratorからデバイスを追加」を参照してください。
手順4:デバイスをMDMサーバに割り当てる
デバイスがApple School Managerに表示されたら、そのデバイスをMDMサーバに割り当てる必要があります。デバイスを手動でMDMサーバに割り当てるか、自動割り当てを設定することができます。「デバイスの割り当て、再割り当て、割り当ての解除」を参照してください。
手順5:デバイスをMDMに登録する
これで、デバイスをMDMに登録して、管理ポリシーを適用できるようになりました。所有するデバイスを自動的に登録することも、ユーザが自分のデバイスを手動で登録することもできます。ユーザが自分のデバイスを登録すると、そのデバイスはMDMに割り当てられ、Apple School Managerのデバイスリストに追加されます。