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「ヴィジョン・オブ・マフマルバフ」と題して、現在の中東情勢を捉えた2本のドキュメンタリー映画が公開されるマフマルバフ親子。「子どもたちはもう遊ばない」は、エルサレムの旧市街の日常から紛争の根源とかすかな希望を見つめていく作品だ。次女の
新作の公開を記念し、その足跡をたどる「マフマルバフ・ファミリー特集」では計6作品を上映。イラン映画史における名作の断片をふんだんに取り入れた喜劇仕立ての「
「川との対話」は公開直前イベントとして12月26日に東京・ユーロライブで上映される。同作は国同士の対話という寓話的な仕組みを通して、歴史の痛みとこれからを浮き彫りにするシネエッセイ。かつて同じ土地であった隣国イランとアフガニスタンの男性が、川を挟んで対話を続ける。男性たちは、ソ連侵攻の時代から内戦、タリバン時代、そしてアメリカの興亡とタリバンの復活に至るまで、互いに袂を分かったあとの物語を語り合っていく。上映後には、モフセン・マフマルバフのトークも実施。
なお「苦悩のリスト」「子どもたちはもう遊ばない」は、12月28日よりシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。初日と2日目には舞台挨拶も予定している。
マフマルバフ・ファミリー特集
2024年12月28日(土)~2025年1月17日(金)東京都 シアター・イメージフォーラム
<上映作品>
「川との対話」上映+モフセン・マフマルバフ監督トーク
2024年12月26日(木)15:00~ 東京都 ユーロライブ
ワイケン @sgiVIckEyq5199
イランの巨匠 https://t.co/14J7ANAnzP