アニメ「プリパラ」シリーズのイベント「プリパラフレンドシップメモリー」が、本日4月20日に東京・立川ステージガーデンで昼夜2公演行われた。「フレンドシップメモリー」というタイトルの通り、7月に10周年を控えた「プリパラ」の思い出をたどるように、25人のキャストによって全22曲が披露された。本記事では昼公演の模様を中心にレポートする。
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ガァルマゲドン・ミが「し~くれっと!ラタトゥイユ」で一気にステージを自分たちの楽しい遊び場に変え、NonSugarが「スパイシー♪ホット*ケーキ!!!」で客席を元気よく盛り上げたところで、めが姉ぇによる「プリパラパンポーン」のアナウンスが。
「奪ってー!」という歓声が沸き起こるTricolorの「Mon chouchou」では、メイキングドラマ「神アイドル降臨 カリスマ千年王国」も交え、貫禄たっぷりのハーモニーを披露。続くしゅうかの「Miss.プリオネア」や、コスモの「君100%人生」、プリパラナースの「ぽわぽわ♡NURSE?」など、ここではかわいいだけではないアイドルの強さや、聴き手を励まし奮い立たせるメッセージのこもった楽曲が届けられる。この日はグッズ紹介やヤギの対応などMCで大活躍しためが姉ぇも、「ヴァーチャデリアイドル」を披露。スクリーンに映し出される大量のめが姉ぇの映像でも存在感を示した。
「ポォロン♪あまやどりの歌」では、巨大なポォロロとあまりのサイズ感をカメラワークで表現したり、ステージの立ち位置で2人の距離感を表現したりと、ストーリーを感じさせるパフォーマンスで魅了する。「また一緒に歌おうね」とポォロロと微笑み合ったあまりのもとに、登場したのはマリオ。「アイドルランドプリパラ」11話での展開を踏まえて、心を通わせたあまりとマリオの「究極合神アマリオン-破壊と創造の狂想曲-」では、殺陣を交えながらも対立するだけではない2人の感情を乗せてエモーショナルに歌い上げ、最後はあまりを置いて先に立ち去るマリオと、「マリオ……」とつぶやく切なげなあまりの声で締めくくられた。
アニメ放送終了後も多数の新曲が作られてきた「プリパラ」だが、この日はほぼすべてがこれまでアニメに登場し、CGライブが存在する楽曲で構成された。そんな中、この日CGライブをお披露目したのがふわりの「パルプスノンフィクション」、そしてMY☆DREAMの「ピュア・ハート・カレンダー」。これらのCGライブは「アイドルランドプリパラ」12話の予告でも垣間見ることができ、過去を振り返るのみならず、まだまだ今後への期待を煽る。「パルプスノンフィクション」ではスクリーンに映る映像もふわりがヤギとともに映った場面が集められており、細部までこだわりを感じさせた。
終盤はライブでの披露が久しぶりの楽曲を連発。「プリパラ」の中でも最初期の楽曲である、らぁら&みれぃの「ま~ぶるMake up a-ha-ha!」をはじめ、ひびき&ファルルの「0-week-old」、あろま&みかんの「でび&えん☆Reversible-Ring」、そしてさらにらぁら、みれぃ、そふぃ、シオン、レオナ、あろま、みかんというレアな組み合わせでの「ドリームパレード」まで、懐かしい楽曲の数々に客席からは歓声が起こる。なお夜の部ではらぁら&のん、ファルル&ガァルル、セレパラ歌劇団が登場し、集まったファンを沸かせ続けた。
昼の部の挨拶ではTricoloreが新しいコーデやディナーショーなど夢を膨らませ、MY☆DREAMはようやく新曲のCGライブを披露できた喜びを語る。香田澄あまり役の
最後はもちろん「Make it!」で幕を下ろしたこの日のライブ。昼の部では「大プリパラ展」の開催、夜の部ではSoLaMi♡SMILEの単独ライブ開催が発表されるなど、会場は最後の最後まで大歓声に包まれていた。ライブの模様は生配信も行われ、アーカイブ配信も実施。配信チケットは昼夜それぞれのチケットが5月6日22時まで、通しチケットが同日20時まで販売され、同日23時59分まで視聴できる。
「プリパラフレンドシップメモリー」
会場: 東京都 立川ステージガーデン
出演:
※赤崎千夏の崎はたつさきが正式表記。
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「プリパラ」10周年に向けメモリーたどるライブ ふわり、MY☆DREAMの新CGやレア曲も
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