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バファロー大隊:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
バファロー大隊
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バファロー大隊

1960年8月13日公開、112分、西部劇
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「騎兵隊」に続くジョン・フォード監督の西部劇。ただしおなじみの騎兵隊を描いてはいるが、これは、法廷劇構成の室内劇である。ジェームズ・ワーナー・ベラとウィリス・ゴールドベックが共同で脚本を書き下ろし、撮影担当は「ミシシッピ決死隊」のバート・グレノン。音楽を受けもったのはハワード・ジャックソン。主題歌”キャプテン・バファロー”をマック・ダビットが作詞し、ジェリー・リビングストンが作曲している。出演するのは「赤い崖」のジェフリー・ハンター、「騎兵隊」のコンスタンス・タワーズ、「最後の航海」の黒人俳優ヴッディ・ストロードら。製作ウィリス・ゴールドベック、パトリック・フォード。

ストーリー

合衆国第9騎兵隊のカントレル中尉(ジェフリー・ハンター)は、南北戦争終了後、軍法会議に付された黒人兵ラトレッジ軍曹(ウッディ・ストロード)の弁護を志願した。優秀な軍歴を誇っていたラトレッジは16歳になるルーシイを強姦、絞殺した上、彼女の父であるダブニイ少佐を射殺した嫌疑によって告訴されていた。最初の証人としてカントレルの恋人メアリー(コンスタンス・タワーズ)が脱走したラトレッジに命を救われたと証言した。砦の軍医エックナーの報告によるとルーシイの死体から黄金の十字架がなくなっており、推定によればダブニイ少佐が娘の襲われている現場を見て、助けようとした途端に犯人に射たれたということだった。カントレルが証言台に立った。彼はインディアンを阻止するために偵察隊を率いて出動しその途中でラトレッジを捕らえたのだ。彼は被害者が死んでしまった以上、黒人兵が何を言っても信じないだろうとだけ打ち明けた。やがて偵察隊はインディアンの手にかかったクリス・ハブルの惨殺体を見つけた。彼は雑貨店の主人チャンドラ・ハブルの息子だった。偵察隊はアパッチに奇襲され、手錠をはずしてもらったラトレッジは大活躍し何度も中尉の命を救った。だが銃を手にしたラトレッジは突然逃げ出した。逃げのびたラトレッジはインディアンのわなを発見し偵察隊までひき返した。インディアンの死体から十字架が発見された。明らかにルーシイの首飾りだった。そのインディアンはまたCHと刻まれているバックスキンをつけていた。これは前に惨殺されたハルブの頭文字だった。アパッチはクリスの死体から十字架を奪ったのに違いなかった。皆の疑いはクリス・ハブルに向けられ、新犯人だということになった。調査の結果、ラトレッジのアリバイも正当防衛も証明された。しかし発見されたバックスキンの上衣はクリス・ハブルの物としては、あまりにも大きく、また十字架も本当にルーシイがつけていた物かという点に疑問をもったカントレルの激しい尋問にチャンドラ・ハブルは自分の犯行を自供した。

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作品データ

原題
Sergeant Rutledge
製作年
1960年
製作国
アメリカ
配給
ワーナー・ブラザース
初公開日
1960年8月13日
上映時間
112分
製作会社
ワーナー・ブラザース映画(ジョン・フォード・プロ)
ジャンル
西部劇


[c]キネマ旬報社