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OVER THE MONOCHROME RAINBOW featuring SHOGO HAMADA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
浜田省吾 > 浜田省吾の作品 > OVER THE MONOCHROME RAINBOW featuring SHOGO HAMADA
OVER THE MONOCHROME RAINBOW

featuring SHOGO HAMADA

ゲーム
ゲームジャンル 音楽ゲーム
対応機種 PS2
開発元 オフィス・ダイナマイト
発売元 ソニー・ミュージックエンタテインメント
監督 福田裕彦
キャラクターデザイン 黄瀬和哉
音楽 福田裕彦
メディア PS2:DVD-ROM1枚
プレイ人数 1人
発売日 2003年3月19日
テンプレート - ノート

OVER THE MONOCHROME RAINBOW featuring SHOGO HAMADA』(オーバー・ザ・モノクローム・レインボウ・フィーチャリング・ショウゴ・ハマダ)は、2003年3月19日ソニー・ミュージックエンタテインメントから発売されたゲーム作品。浜田省吾を題材にした異色の作品である。

現在は、発売元であるソニー・ミュージックエンタテインメントがビジュアル・ソフトの販売から撤退したため廃盤となっている。

概要

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本作を発案したのは、浜田のツアー・メンバーであるキーボード及びシンセサイザー奏者の福田裕彦。脚本・音楽・総監督を務めている。

1998年から2001年まで続く浜田のロングツアー「ON THE ROAD 2001」に参加していた福田が、ホームページ上でツアーの舞台裏などを綴った日記を書いており、それを見た浜田に「福ちゃん、これ面白いから、まとめて本にしなよ」と提案された。しかし、福田は「そんなものを出しても、売れるに決まっている。どうせなら違うことをやりたい」と考えてこのゲームを制作した[1]。浜田が主人公となり、その歌声によって世界を救うという、従来の浜田のイメージでは考えられないような世界観になっている。また、アニメーション部分では浜田も本人役で声優として出演している。

あらすじ

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キャスト

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浜田省吾(声:浜田省吾
かの地(地球)のミュージシャン。異世界「アレット」に満ちた瘴気(グラルエナジー)を浄化することが出来るのは、彼の歌声と、その歌声に響き合う人々の心のパワーだけ。主人公と共に異世界でのコンサート・ツアーへと旅立つ。
主人公(声:鈴村健一
ごく平凡なサラリーマン。ラデューグの力によりオフィスの窓から「祈りの虹」を見て、浜田と二人で異世界「アレット」へと召喚される。浜田省吾のコンサートのプロデュースを任され、歌声によって世界を救う。
アワキン(声:槐柳二
アレットの科学者。300歳くらいの老人で、今回のコンサート・ツアーの立案者。
ラデューグ(声:中田譲治
言葉を喋り、空中を浮遊する「魔楽器」。浜田省吾の楽器となる。
アダマ(声:小杉十郎太
トリステス(声:川村万梨阿
グラルエナジー(声:飯塚昭三
トベル(声:真内みーや
同僚A(声:内田大加宏
同僚B(声:安彦不二男
同僚C(声:高橋利幸
同僚D(声:杉山磁美
同僚E(声:渡辺智美

スタッフ

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エピソード

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アニメーション部分の制作は、『攻殻機動隊』などで知られるプロダクションI.G黄瀬和哉。彼自身も浜田のファンであり、本作の制作を引き受けた理由を「本物の浜省に会えるから」と答えている。他にもプロダクションI.Gの面々が総出演している。

声優陣も豪華な面々が出演しており、浜田も声優に初挑戦している。共演した鈴村健一は、浜田を「すごくいい人だった」「サングラスはしていなかった」と述べている。

総監督の福田裕彦は「マニアックなファンから『続編を作ってくれ』って言われるんだけど、ちょっと無理。お金ないから」と述べている。また、福田は本作のサウンドトラック盤も発売している。

ゲーム本編の3章と7章をクリアすると、特典映像として浜田の360°ライブを観ることができる。演奏は「ON THE ROAD 2001」のメンバーで、国立代々木競技場第一体育館での「勝利への道」「さよならゲーム」の特別ライブを鑑賞できる。

2013年に浜田、本ゲームのファンである、いと、まほろば の高坂雄貴からの申し入れで、福田公認のもと、舞台演劇版として公開された[2]

脚注

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  1. ^ moment/福田裕彦インタビュー
  2. ^ 2013年2月公演 もうひとつのOVER THE MONOCHROME RAINBOW”. いと、まほろば. 2016年4月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月27日閲覧。

外部リンク

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