「2区を走ってもらいたい」関東連合・小指徹監督、38年前リベンジ託す母校のエース
スポーツ報知
関東学生連合を率いる東農大の小指徹監督(60)は東農大時代に4年連続で箱根駅伝に出場。1年7区10位、2年5区4位、3年5区3位、4年2区11位だった。「4年の時は調子が悪くブレーキしてしまった。もう一度、走れるなら、やはり2区を走りたいですね」と、小指監督は38年前を思い出しながら話す。
今大会は関東学生連合を指揮するが、2区を走る自分の姿を想像すると母校のエース・前田和摩(2年)への思いが募る。東農大は予選会で10位の順大と1秒差の次点で出場を逃した。前田が故障から復帰途上で欠場したことも響いた。1万メートルで日本人学生歴代最高記録(27分21秒52)を持つ前田に「やはり2区を走ってもらいたい」。第102回箱根駅伝で復活した東農大で、前田の2区初挑戦を描いた。