箱根駅伝で20年連続シードを目指す東洋大がセブン銀行とユニホームスポンサー契約を締結
第101回箱根駅伝(来年1月2、3日)で、継続中としては最長の20年連続でシード権(10位以内)を目指す東洋大は2日、セブン銀行とユニホームスポンサー契約を締結したことを発表した。
日本陸連は20年4月に「世界陸連広告規程改定に伴う国内適用について」を発表。国内の大会で各チームはユニホームに所属名(学校はサイズ制限なし、学校以外は高さ5センチ以内)、製造メーカー(40平方センチ以内で高さ5センチ以内)に加え、同一のスポンサー名(40平方センチ以内、高さ5センチ以内)をシャツとパンツにそれぞれひとつずつ表示できることが認められた。また、今年の4月からスポンサー名を二つまで表示できるようになった。
東洋大は20年12月から、大手飲料メーカー「伊藤園」の「健康ミネラルむぎ茶」のロゴをユニホームに掲出しており、セブン銀行は二つ目のユニホームスポンサーとなった。
セブン銀行は、まだ、銀行にしかATMがなかった時代に「24時間365日止まらないコンビニATMをつくる」という前代未聞の挑戦のもと設立された。酒井俊幸監督(48)は「誰もやらなかったことに挑戦してきた姿勢と、さらに新しい価値の創造、イノベーション創出に挑み続けるセブン銀行さまのロゴを公式ユニフォームの胸につけられることを選手達と共にうれしく思います。私たちも、セブン銀行さまとの共創関係から新しい価値を学び、日々挑戦する心で革新しながら、スポーツの魅力をお伝えできるよう励んでまいります」とコメントした。
東洋大は箱根駅伝で初優勝した09年から19年まで4回の優勝を含め11年連続で3位以内と抜群の成績を残し、前回まで継続中としては最長の19年連続でシード権(10位以内)を獲得している。今季の学生3大駅伝開幕戦の出雲駅伝(10月14日)で関東勢最下位の11位、第2戦の全日本大学駅伝(11月3日)で13位と苦戦。得意とする箱根駅伝で巻き返しを図る。