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青学大の太田蒼生はマラソン、鶴川正也は5000Mで28年ロス五輪を目指す - スポーツ報知

青学大の太田蒼生はマラソン、鶴川正也は5000Mで28年ロス五輪を目指す

スポーツ報知
青学大恒例の菅平高原上り坂タイムトライアルで力走した鶴川正也

 今年1月の第100回箱根駅伝で2年ぶり7度目の優勝を果たした青学大の太田蒼生(4年)と鶴川正也(4年)が16日、2028年ロス五輪出場へ強い意欲を示した。現在、青学大は長野・菅平高原で夏合宿中。パリ五輪陸上の熱戦はチームメートと一緒に宿舎のテレビで観戦し、強い刺激を受けた。

 箱根駅伝3区(21・4キロ)で日本人歴代最高の59分47秒で区間賞を獲得し、青学大の優勝に貢献した太田は「ロス五輪にマラソンで出場したい」と強い意欲を示した。さらに「優勝争いに絡むためには2時間2分~3分の力が必要と思います。28年までのその力をつけたい」と、大きな野望を明かした。

 箱根駅伝ではメンバーから外れたが、今季は絶好調で6月の日本選手権5000メートルで屋外レースとしては日本人学生歴代最高の13分18秒51の好タイムで学生トップの4位となった鶴川は「パリ五輪をテレビで見て、僕もこの舞台で勝負したい、という気持ちになりました。5000メートルで世界と勝負したい。そのためには日本記録(13分8秒40、大迫傑)を更新し、12分台で走る力をつけたい」と前向きに話した。鶴川は来年の東京世界陸上への出場にも意欲。「5000メートルの参加標準記録が13分1秒に決まったので、来年から12分台を目指していきたい」と力強く話した。

 第101回箱根駅伝で連覇を目指す青学大は1日~19日まで菅平高原で長期合宿中。「故障なく、いい練習を積めています」と太田は手応えを明かす。鶴川も「練習の消化率はほぼ100%です」と充実した表情で話した。

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