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やり投げの北口榛花は1投で予選突破 フェンシング金メダルの加納虹輝から金言「日本食を食べた方がいい」 - スポーツ報知

やり投げの北口榛花は1投で予選突破 フェンシング金メダルの加納虹輝から金言「日本食を食べた方がいい」

スポーツ報知
予選を通過しひきあげる北口榛花(カメラ・岩田 大補)

◆パリ五輪 第13日 ▽陸上(7日、フランス競技場)

 女子やり投げ予選で、2023年世界選手権優勝の北口榛花(JAL)は、1投目で62メートル58を投げ、自動的に予選通過となる62メートルを超えた。貫禄の“一発回答”で、2大会連続の決勝進出を決めた。

 投げ終えるとコーチに向かいガッツポーズ。「1回で(62メートルを)超えるっていうのが今日の目標ではあったので、しっかり超えてよかったと思います」と振り返った。「初めて観客の皆さんがいらっしゃるオリンピックを経験しているんですけど、午前中のセッションからこんなにたくさんのお客さんが入ってて、すごく幸せです。すごく楽しく試合できてます」と笑顔を見せた。

 陸上女子種目で、日本勢の五輪金メダリストは、マラソンの2000年シドニー・高橋尚子、2004年アテネ・野口みずきだけで、競技場内で行われるトラック&フィールド種目での日本女子の五輪金メダリストはまだいない。初の快挙を目指す。

 同じJAL所属の加納虹輝がフェンシング男子エペ個人で金メダルを獲得した。「昨日、ギリギリ帰る前に会えて、話したり写真を撮ったりして、すごく刺激になりました」。アドバイスももらったというう。「ご飯は日本食を食べた方がいいとか、そういうこと。しっかり食べられる物を食べた方がいいっていう話をしました」。金言を得て、自身も金メダルを目指す。

 ◆北口 榛花(きたぐち・はるか)1998年3月16日、北海道・旭川市生まれ。26歳。バドミントンは小学6年時の全国大会団体戦で優勝も、旭川東高で陸上やり投げに転向。2年時から全国高校総体を連覇。3年時の2015年世界ユース選手権(コロンビア)で金メダル。16年に日大へ進学。19年に66メートル00の日本新(当時)を樹立した。20年にJAL入社。21年東京五輪12位。世界陸上は22年オレゴン大会で銅メダル、23ブダペスト大会で金メダル獲得。23年9月に67メートル38の日本新記録をマークした。家族は両親。

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