陸上男子400メートルリレー走順確定は1人のみ 史上最強「リレー侍」へ…キーマンは桐生祥秀
スポーツ報知
パリ五輪の陸上男子400メートルリレー日本代表が14日、都内で練習を公開し、16年リオ五輪銀メダルメンバーの桐生祥秀(28)=日本生命=は、決勝で途中棄権に終わった東京五輪を踏まえ「僕だけが悔しい思いが残りながら、ここに立てる。もう一回メダルを取りにいきたい」と目標を掲げた。
ベテランから中堅、初代表と過去にないほどバランスの良い布陣がそろった。土江寛裕ディレクターによると現在、走順で確定しているのは第2走の柳田大輝(20)=東洋大=だけ。パターンは5、6通り想定しているという。桐生は「年齢とか関係なく話さないといけない」と積極的なコミュニケーションを取り、チームの雰囲気も上々。絶対エース、サニブラウン・ハキーム(25)=東レ=を加え史上最強の「リレー侍」を完成させる。リレーチームは五輪前の20日にダイヤモンドリーグ・ロンドン大会に出場する。(手島 莉子)