出雲駅伝メンバー選考レースで青学大トップの佐藤一世「優勝を目指します」
スポーツ報知
青学大の原晋監督(54)が陸上競技発展などを目的にたちあげた一般社団法人「アスリートキャリアセンター」が主催する「第3回絆記録挑戦会」が22日、東京・町田市立陸上競技場で開催され、男子5000メートルで、青学大の佐藤一世(2年)が13分52秒51で1位となった。学生3大駅伝開幕戦の出雲駅伝(10月10日、島根・出雲市=6区間45・1キロ)に向けて、チーム内のメンバー選考を兼ねたレースでトップを取った佐藤は「どの区間でも走る準備をしています。学生3大駅伝すべてで区間賞を狙います」ときっぱりと話した。
出雲駅伝は昨年、コロナ禍の影響で中止。2年ぶりに学生3大駅伝開幕戦の熱い戦いが出雲路で繰り広げられる。優勝候補の筆頭は、昨季の大学駅伝2戦2勝の駒大。今年5月の日本選手権1万メートル2位の田沢廉(3年)、同3位の鈴木芽吹(2年)を中心に圧倒的な戦力を誇り、大学駅伝3連勝を狙う。青学大の主要区間を担うことが確実な佐藤は「(駒大優勢の前評判を)覆したい。優勝を目指します」と意欲的に話した。