清水富美加、綾野剛主演ドラマ「コウノドリ」で初の妊婦役に挑戦!
2015年9月21日 10:00
[映画.com ニュース] 綾野剛が連続ドラマ単独初主演を果たす「コウノドリ」で、若手注目女優・清水富美加が第1話のメインゲストとして出演していることがわかった。NHK連続テレビ小説「まれ」では天真爛漫な魅力を見せる清水が、「コウノドリ」では自身初の妊婦役に挑戦している。
「モーニング」(講談社刊)で連載中の鈴ノ木ユウ氏による人気漫画を原作に、産婦人科、新生児科、小児科、救命救急などのチーム医療の実態を描くヒューマン医療ドラマ。出産に関するリスク、アクシデントや、現場が実際に直面しているさまざまな社会問題も盛り込まれている。
清水が演じるのは、産科健診を受けていないため、妊娠週数が不明の「未受診妊婦」である矢野夏希。職を失い、ネットカフェに暮らすほどの貧困にあえぐなか、主人公・鴻鳥サクラ(綾野)が勤務するペルソナ病院に救急搬送される。果たして夏希は無事に出産できるのか、初回から緊迫感あふれるストーリーが展開される。
清水は、出演にあたり「役柄的にも現代社会の女性を象徴しているので、しっかり演じなければいけないと思っています」と意気込む。そして、「このドラマを見た人たちが、子どもを作るということはどういうことなのか、子どもを産むということの大変さを少しでも伝えられたらいいなと思いました」と語っている。
また、夏希という役どころと巡りあい、「今までは、自分がなんで女優をやっているのか考えてしまうところがあったのですが、今回自分から伝えたいという思いが初めて起き、そういう役に巡りあえたら伝えられるお仕事なんだと思ったら、女優という仕事に覚悟が決まりました」とコメントを寄せる。そんな清水の起用理由を、プロデューサーの峠田浩氏は「ドラマやバラエティ、舞台など、どの場面でも物怖じしないハートもとても魅力的でした。清水さんと言えば、屈託のない笑顔をまず思い出しますが、同時に憂いや悲しみの目もすごく印象的で、その振り幅が今回の矢野夏希に深みを出していただけると思っています」と説明している。
同作には、松岡茉優、吉田羊、坂口健太郎、清野菜名、星野源、大森南朋ら豪華な面々が結集している。脚本は、「八重の桜」「ゲゲゲの女房」「相棒」などの山本むつみが手がける。10月16日午後10時からTBS系列で放送開始。
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