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わたくしどもは。 : 作品情報 - 映画.com

わたくしどもは。

劇場公開日:

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わたくしどもは。

解説

小松菜奈と松田龍平が共演し、新潟・佐渡島を舞台に記憶を失った男女の謎めいた過去と運命を描いたドラマ。

佐渡島の金山跡地で目を覚ました女。過去の記憶がない彼女は清掃員の女キイに助けられ、キイがアカとクロという女の子と暮らす家に運ばれる。自分の名前すら思い出せない女はミドリと名付けられ、キイと一緒に清掃員として働き始める。そこで警備員の男アオと出会ったミドリは、彼もまた過去の記憶がないことを知り、次第にひかれ合っていくが……。

「Blue Wind Blows」で注目を集めた富名哲也が監督・脚本を手がけ、江戸時代に佐渡金山で過酷な労働を強いられて命を落とした無国籍者の人々を埋葬した「無宿人の墓」に着想を得て撮りあげた。2023年・第36回東京国際映画祭コンペティション部門出品。

2023年製作/101分/G/日本
配給:テツヤトミナフィルム
劇場公開日:2024年5月31日

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(C)2023 テツヤトミナフィルム

映画レビュー

3.5際(きわ)を漂う

2024年6月1日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

これはどちらかと言えば事前情報なしで鑑賞する方がより楽しめるタイプの映画。小松菜奈と松田龍平が演じる主要人物らがいるのはどこで、なぜそこにいるのだろうか、などと彼らと一緒に考えるつもりで映像にいざなわれるように体験できるといい。とはいえ、ミステリーというほどではなく、台詞などに分かりやすくヒントが示されているので、たいていの観客は早い段階で予想でき、それはきっと当たっている。それでも、予告編などを事前に見て「ああ、そういう話ね」と分かったうえで観ると、人物らと一緒に漂いながら考える楽しみが少し損なわれるというか。

ロケ地の佐渡島は、個人的に大好きな場所で7回訪問しており、実家のある町を除けば旅行した回数が最も多い。映画で象徴的に映される露天掘り跡「道遊の割戸」をはじめとする佐渡金山の史跡群や、富名哲也監督がやはり佐渡を舞台に撮った前作「Blue Wind Blows」に登場する亀の形をした大きな岩が細い砂の道でつながる「二ツ亀」も見てきたし、ほかにも見覚えのある場所がちらほら。ただし誘客効果を狙ったご当地映画ではないので、景勝地がたくさん映るわけではないのが佐渡ファンとして少々さびしくもある。たとえば尖閣湾を背景に日の出か日没あたりの時間に撮影したならストーリーの雰囲気にも合う画になったのではなかろうか。逆に本作で初めて知ったのは清水寺(せいすいじ)の救世殿(ぐぜでん)。京都・清水寺の舞台を模した建物だそうで、次に佐渡に行く機会があればぜひ訪ねてみたいと思った。

小松菜奈と松田龍平に加え、田中泯、大竹しのぶら俳優たちの身体のたたずまいと場が醸し出す空気感を端正な映像でとらえて成立させた映画とも言える。佐渡島三部作にする構想もあるそうで、いつか必ず実現させてほしい。

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高森 郁哉

4.5色味とカメラアングルと幻想と

2024年9月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

極端に文字や装飾を排除し、スクリーン上の登場人物の行動に没入させる印象を受けた。
開始45分まで音楽が掛からないのも戦略だろうか、私たちは何を追っているのか、魅せられているのか、不安と戸惑いさえ覚えながら、物語は進んでいく。
登場人物の言動など、随所に鏤められたディテールを鑑賞しながら拾ったり思い返したりしているうちに、物語は終盤をむかえる。
ただ、佐渡ヶ島の自然景観や音を拾いながらゆっくりと進んでいく時間は贅沢で、物語の方向性を探ろうとする脳内の焦燥感と心理的安堵感の入り交じる101分間は新しい映画体験だった。他の監督作品もまた鑑賞したいと思う。

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Marizza

3.0結局は小松菜奈さんがいたから

2024年8月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

生死の境目、幻想譚、よくわからない、こうしたキーワードの作品は大好きで、加えて小松菜奈さんが主演。地元でようやく封切りになったので観てきました。

小松菜奈さんじゃなかったら多分観なかったし、作品の満足度も正直普通でした。オチは冒頭にあるような気もしたし、ワクワクする引き込まれるような幻想が足りませんでした。わたしにとって、このタイプの作品のマスターピースは古いですが「ツィゴイネルワイゼン」です。もっともっと映像的にも、寓話的にも吹っ切ってよかったと思いました。

それにしても、小松菜奈さんは素敵ですね。あんなキレイな女性がこの世にいるのかなといった感じです。舞台とか舞台挨拶とか出演作のエキストラとか、なんでもいいから一度実際を観てみたいです。素敵だろうなぁ。

幻想的な映像が続きますが、お弁当のシーンとラブホテルみたいなシーンだけ、やたら現実的でした。あの二人がいるんだから死後ですよね。

映画館、所謂、改築型の複数スクリーンです。昔の銀座シネパトスみたいにずっと下の階の音響が聞こえてました。「仮面ライダー」だったようです。

飽きなかったんだから面白かったんだと思います。

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ウルスアベイユ

1.5小松菜奈作品で退屈だったの初めてかも

2024年8月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

寝られる

男と飛び降り自殺を図ったかと思いきや、佐渡の金山跡地で目を覚ました女は、それまでの記憶がなく、清掃員の女キイに家に運ばれて、アカとクロという女の子と4人で暮らすことになった。名前も思い出せない女はミドリと呼ばれることになり、キイと一緒に清掃員として働くことになった。そこで警備員の男アオと出会ったミドリは、彼も過去の記憶がないことを知り・・・さてどうなる、という話。

死んでから49日を迎えるまでの世界を描いてると、途中からわかるが、それまで何を見せられてるのか、理解できず、凄く退屈だった。
小松菜奈でさえ、棒読み女優かと思うほど、つまらなかった。
彼女が出る作品で退屈に思った作品は今まで記憶にないが、本作は観終わってからも、あのシーン何?みたいな感覚で、ちっとも面白くなかった。
小松菜奈の他、大竹しのぶや石橋静河など、大好きな女優が出演してるのに、残念だった。

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りあの