2025年夏の「NIE全国大会神戸大会」(7月31日~8月1日)に向けて、神戸新聞社NIE神戸大会事務局が「ひょうごNIE通信―2025神戸大会へ―」を月1回発行し、大会の準備状況などを紹介しています。
ぜひお読みください。
2025年夏の「NIE全国大会神戸大会」(7月31日~8月1日)に向けて、神戸新聞社NIE神戸大会事務局が「ひょうごNIE通信―2025神戸大会へ―」を月1回発行し、大会の準備状況などを紹介しています。
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「ひょうごNIE通信」第4号を発行しました。衆院選に合わせた模擬投票(西宮市立浜脇中学校)や、ゲームを通じ英語を学ぶ「イングリッシュ・マラソン」(養父市立建屋小学校)など、来年夏の「第30回NIE全国大会神戸大会」のポスター発表の事例を紹介。兵庫に取材拠点を置く新聞・通信8社の記者による出前授業の記事も掲載しています。
神戸新聞支局長が講師に
新聞記者からインタビュー術などを学ぶ授業が、宍粟市山崎町加生(かしょう)の山崎高校であった。神戸新聞社宍粟・佐用支局の村上晃宏記者(35)が講師を務め、同校1年生約180人が地元の課題の見つけ方やインタビューの際に注意する点などを学んだ。
同校は、教育現場で新聞を活用する日本新聞協会のNIE実践指定校。1年生は授業の一環で、グループごとに宍粟市の課題を探し、探究を進めている。
生徒たちは新聞記事を基に、宍粟の現状や課題を学習。村上記者から通学路の危険性や勉強場所の確保など「身近な所に課題を見つけるヒントがある」と聞くと、真剣な表情でメモを取っていた。インタビュー術を学ぶ場面では、具体的なエピソードを聞くことや知ったかぶりを禁止することなど、心がけるべき点が紹介された。
「防災」をテーマに探究を進めるという西川くるみさん(16)は「インタビューの際に『なぜ』を大切にする重要性が分かった。課題の深掘りにも活用していきたい」と話した。=11月20日付神戸新聞朝刊西播版
[写真説明]宍粟市の課題や記者の仕事について話す村上晃宏記者=宍粟市山崎町加生、山崎高校
※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。
阪神・淡路大震災から間もなく30年。当時を知らない世代こそ、「震災」を語るべきだ。その思いを年々強くする。2024年8月、気象庁が初の「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表した。異例の警戒感が広がり、列島各地でミネラルウォーターなどの買いだめが発生した。あらためて問いたい―。兵庫は備えているか。
兵庫県NIE推進協議会が震災授業を続けている。阪神・淡路だけで災害は語れない。一つ一つの災害から学び、児童・生徒に記憶と教訓のバトンをつなぎたい。
◆伊川谷高校(2024年9月10日、対象・1年生29人) 日本新聞協会のNIE実践指定校。講師=神戸新聞NIE・NIB推進部・三好正文シニアアドバイザー 記事はこちら ※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。
◆網干高校(2024年9月25日、対象・2年生40人) 日本新聞協会のNIE実践指定校。講師=神戸新聞NIE・NIB推進部・三好正文シニアアドバイザー 記事はこちら ※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。
◆神戸甲北高校(2024年11月15日、対象・3年生16人) 日本新聞協会のNIE実践指定校。講師=神戸新聞NIE・NIB推進部・三好正文シニアアドバイザー 記事はこちら
◆甲南小学校(2024年11月27日、対象・4年生57人) 日本新聞協会のNIE実践指定校。講師=神戸新聞津名支局・中村有紗支局長、神戸新聞NIE・NIB推進部・三好正文シニアアドバイザー
◆須磨友が丘高校(2024年12月13日)=予定 日本新聞協会のNIE実践指定校。講師=神戸新聞NIE・NIB推進部・三好正文シニアアドバイザー
◆芦屋市立精道中学校(2024年12月16日)=予定 講師=同上
◆小野市立旭丘中学校(2025年1月16日)=予定 講師=同上
◆姫路市立飾磨中部中学校(2025年1月17日)=予定 日本新聞協会のNIE実践指定校。講師=同上
◆神戸市立長坂中学校(2025年1月17日)=予定 講師=同上
◆神戸海星女子学院小学校(2025年1月21日)=予定 講師=神戸新聞報道部・名倉あかり記者、神戸新聞NIE・NIB推進部・三好正文シニアアドバイザー
新聞を活用した教育に取り組む「NIE」の授業が11月11日、姫路市の市立豊富小中学校であり、読売新聞姫路支局の田村創記者(62)が5年生約80人に、新聞の読み方や新聞記者の仕事などについて講演した。
田村記者は、米大統領選の結果を伝える紙面を手に「1面には読者に伝えたい重要なニュースが載っている」などと話した。見出しや記事の大きさなどでメリハリを付け、ニュースを伝えていることを説明した。
「質の高い正確な情報を届けるため」、ペン記者やカメラマンら多くの人の手を経て作られていると教えた上で、「新聞から色々な知識を得て生き抜く力にしてください」とアドバイス。小口伽羅さん(11)は「教わったことを生かし、家でじっくりと時間をかけて読んでみる」と話していた。=12日付読売新聞朝刊播磨姫路版
[写真説明]記者の仕事や新聞について説明する田村記者(左、姫路市で)
※「わたしの感想NIE」に児童のみなさんの感想を掲載しています。