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【ワシントン=阿部真司】米国のトランプ次期大統領は12日公開の米タイム誌とのインタビューで、ウクライナが米欧の長射程兵器を使用してロシア領内を攻撃したことを「重大な過ちだ」と批判した。ロシア側は発言を歓迎している。
インタビューは11月25日に行われた。トランプ氏は、米国によるウクライナへの長射程ミサイル供与を「戦争をエスカレートさせている」と述べ、バイデン政権による軍事支援を批判した。
トランプ氏の発言について、ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は13日、記者団に「完全に我々の考え方と一致している」と評価した。「何が状況をエスカレートさせるのか、トランプ氏が完全に理解していることは明らかだ」と持ち上げた。
トランプ氏はタイム誌のインタビューで、ウクライナとロシアの和平交渉を巡って「合意を実現したい」と、改めて意欲を示した。ロシアに派遣された北朝鮮兵については「状況を複雑にしている」と指摘する一方、北朝鮮の