- 第一試合
- タッグマッチ
- 12分41秒
- アンクルロック
序盤、アンディが正拳突きのようなパンチを芦野に連打。芦野の「グーだろ!」というアピールも無視して打ち込んで、試合をリードしていく。しかし、芦野はアンディの足に低空のドロップキック。続けて児玉との連係でアンディを捕まえ、左膝に集中攻撃を加えていく。なんとか稲葉にタッチしたいアンディだったが、タッチをしようとしたら、稲葉の足を児玉に引っ張られて妨害されるなど苦戦する一方だった。しかし、芦野の攻撃をかいくぐってようやくタッチ。怒りの稲葉は児玉に串刺し式ラリアット、コーナーでのローリングセントーンアタックを決めて一気に攻め込んでいく。アンディとともにトレイン攻撃を芦野に決めると、アンディのスイング式DDT、稲葉のダイビングヘッドバットが炸裂。芦野を追い込んでいく。しかし、芦野はアンディの飛鴻を受け止めて、そのまま後方にスープレックスで投げ飛ばす。そして、必殺のアンクルロック! 救出に入りたい稲葉も児玉のクロスフェースに捕まって万事休す。粘ったアンディだったが無念のタップアウトを喫した。
- 第二試合
- シングルマッチ
- 9分18秒
- ムーンサルトプレス→片エビ固め
イケメンが会場内の子供たちをリングに上げていつも通りに長い入場を行えば、じいちゃんもよろよろと長い入場だ。イケメンは自分の長い入場を棚に上げて「入場長いよ〜」と子供たちに言わせる始末。不思議なムードで試合が開始された。よろよろのじいちゃんを相手にイケメンは本気で攻撃していいのか戸惑い気味。じいちゃんに腕を取られてもまったく効いた素振りを見せない。しかし、杖で足を払われたり、土手っ腹に杖を食らうなど、徐々にペースを乱され始める。じいちゃんの杖を使ったロープ渡りは杖を掴んで妨害したが、ここからじいちゃんが素早い動きを見せる。じいちゃんは杖を離すとロープの上からアームドラッグを決め、さらにブレーンバスターでイケメンを投げ飛ばしてみせた。イケメンもなんとか自分の流れに持ち込んでムーンサルトを発射しようとしたが、じいちゃんは杖を向けてこれを妨害する。バックに逆さに担いでのイケメン落としも杖をつっかい棒にされて落とすことができない。怒りのイケメンはなんと珍しくジャケットを脱いで、じいちゃんの杖を打ち払う。そして竹刀のようにジャケットをじいちゃんの胴に打ち込むと、最後はムーンサルトを決めて、勝利をもぎ取ったが、なんとも不可思議な顔をしながらこの一戦を終えたのだった。
- 第三試合
- 生歌入場マッチ
- 11分33秒
- レッドアイ
※梶トマト&五十嵐乃愛withマスクド・セバスチャン vs 旭志織&松本浩代with???
セコンドが生歌を歌いながら入場してくる生歌入場マッチ。まず梶トマトの入場曲を歌うマスクド・セバスチャンがトマト&五十嵐組が生歌で先導しながら入場。一方の旭&松本組は旭の入場曲を今大会のプロデューサーである大和ヒロシそっくりの男が歌いながら入場してきた。試合はトマトが旭に股間に一撃食らわされ、劣勢を強いられる。松本と旭の連係、さらにセコンドの大和似の男が試合に介入してきてレフェリーを惑わす。トマトはダブルブレーンバスターを食らうなどピンチに陥った。しかし、続く五十嵐が旭をヘッドロック、松本をヘッドシザーズで同時に投げると、フライングソーセージをトマトがドロップキックでアシスト。2人を押しつぶすことに成功した。さらにタッチを受けたトマトが攻め込むが、松本のアルゼンチン、さらにその体勢からストマックバスターを被弾してしまう。続けて旭と松本のトレイン攻撃、松本のリバーススプラッシュの形でのダブルニードロップを食らったトマト。しかし、なんとか五十嵐の救出で体勢を立て直したトマトはタイガースープレックスを繰り出す。ところが、レフェリーの足を引っ張って、大和似の男が妨害。ならばとトマトはプランチャーを3人まとめて食らわせると、最後はレッドアイで旭から3カウントを奪った。試合後はマスクド・セバスチャンがトマトの入場曲を熱唱。トマトと五十嵐も踊りながら、フルコーラスを歌って会場を盛り上げた。
- 第四試合
- 顔面ケーキマッチ
- 19分16秒
- 引き分け
四隅のコーナーに置かれたケーキを相手の顔面に多く当てたほうが勝利するというこの試合。なんとすでにテキーラを飲んで酔っぱらい状態の論外はケーキを場外に持ち出し、リングアナや客にぶつけようとするなど悪ふざけ。挙句の果てには子供にたべさせようとするなど、なかなか試合は進まない。そんな中、論外が捕まってしまう。柏の頭突きをコーナーに詰められ、ケーキの餌食になりそうになるもなんとか回避するという攻防が続いた。そんな中、征矢のケーキが論外に誤爆。怒った論外は場外に出て、客と一緒にテキーラを飲み始めてしまう。征矢は柏にケーキを食らわして一矢報いたものの、再びケーキを持ったところをセコンドの稲松に足を引っ張られて自身でケーキを食らってしまった。最後は4人がもつれ合う中、関根が顔面にケーキを被弾。結局、試合は引き分けで、最後はプロデューサーの大和を交えて、リング上の人間みんなでテキーラを乾杯して試合終了となった。
- 第五試合
- ...ランブル
- 12分59秒
- オーバー・ザ・トップロープ
【退場順】(1)吉岡世起、(2)三富政行、(3)河野真幸、(4)カズ・ハヤシ、(5)土肥孝司、(6)伊藤貴則、(7)征矢学&関根龍一、(8)熊ゴロー
最初に出てきたのは吉岡とカズ。この2人で試合はスタートだ。2人はクルーザーらしい素早い攻防を繰り広げる。そこに3人目の熊ゴローが登場。しかし、吉岡とカズは熊ゴローをシカトして、2人だけの攻防を展開する。そこに4人目の伊藤が登場。伊藤は持ち前のパワーでカズと吉岡を蹴散らす。コーナーに投げて2人まとめてボディアタックだ。そこに5人目の三富がリングイン。三富は赤いふんどし姿での登場だ。三富はその剥き出しのケツでヒップアタックを吉岡、カズに連発。さらに熊ゴローと組んで、リングにいる人間たちをケツにぶつけようとする。しかし、そこに6人目の土肥が登場。熊ゴローはパートナーを裏切り、土肥までも三富のケツの餌食にしようとしたが、逆に三富のケツをぶつけられるハメに陥った。そんな中、吉岡がオーバー・ザ・トップロープで失格。エプロンサイドでこらえていた三富も落ちてしまった。そこに7人目の河野が登場。さらにサプライズとして、物販ブースにいたトマトがリングイン。みんなでトマトダンスを踊ったが、調子に乗った河野はコーナーに上がってしまい、そこを落とされて失格とされてしまった。さらにカズもコーナーに突っ込んだところをトマトにかわされてロープを飛び越えて失格。そんな中、『GET WILD』が場内に鳴り響く。征矢と関根がサプライズで登場だ。先程までケーキをぶつけ合っていた両者は息の合ったコンビネーションを見せ、土肥をオーバー・ザ・トップロープで失格に追いやる。さらに関根と征矢は突っ込んできた伊藤も勢い良くロープから落として、失格へと追いやった。しかし、ここで勢いついてロープをまたいでしまった関根。そこに征矢が助けに入るが、熊ゴローとトマトによって2人まとめて落とされてしまった。残ったのはトマトと熊ゴロー。熊ゴローは強烈なボディアタックからトマトをぶん投げて、ロープからぶん投げる。しかし、トマトはエプロンでギリギリで踏みとどまり、顔を出してきた熊ゴローを足で挟んで、ヘッドシザーズ! 熊ゴローの巨体を見事に場外に落として、まさかの優勝を飾った。優勝したトマトには大和からサンタクロースのコスチュームが贈られたのだった。
- 第六試合
- タッグマッチ
- 13分4秒
- Fucking Bomb→体固め
先発の立花はジェイクを捕まえ、コーナーに連れて行く。そして、火野に「兄貴!」と叫んで協力を求めるが、火野はパートナーだからなのかジェイクには攻撃を加えない。その隙にジェイクは立花をラリアットで蹴散らした。これで立花が捕まる。立花は近藤、ジェイクに花道でボディスラムを食らうなど、なかなかローンバトルから逃れられない展開となってしまった。火野が「助けるか?」と聞いても、「大丈夫ッスよ。自分でやりますよ」と強気の姿勢で助けを求めない。近藤に逆エビに捕らえられた時にようやく火野が助けに入ったものの、しばらくローンバトルの状況が続いた。そんな中、気力を振り絞った立花はショートレンジのエルボーを連発して近藤をダウンさせ、ようやく火野にタッチ。火野は凄まじいパワーでジェイクと近藤を攻撃。チョップで蹴散らし、フロントスープレックスで投げ飛ばしと大暴れだ。しかし、近藤も低空のDDTで反撃。ジェイクもブレーンバスターの体勢から前方に叩きつけたりと、一歩も譲らない。さらに火野と対峙したジェイクはトラースキックを食らわしダウンさせる。そこに近藤がキングコングラリアット! しかし、立花が入ってきて寸前でこれを食い止めると、コンプリートショットで近藤を倒してリングから排除。そしてリング上は火野とジェイクの2人となった。火野の逆水平チョップ、ジェイクのフロントキックが交錯する中、火野がラリアット! 立花が死に物狂いで近藤を押さえている間に、火野はジェイクにFucking Bombを食らわせ、3カウントを奪ったのだった。