東京経済大学の創立者・大倉喜八郎。
類まれな先見性と行動力で、自ら未来を切り拓き、一代で大倉財閥を創設。
数々の事業を興し、日本の近代化を牽引しました。
本シリーズではその人物像に迫るとともに、
大倉喜八郎の想いを受け継ぐ東京経済大学の教育システムをご紹介します。
実業家として得た利益を、世の中にどう還元していくべきか…。大倉喜八郎は、数々の公共事業に尽力し、「誰一人取り残さない社会」の実現のために動き出しました。
幕末維新の激動の時代。自分は何がやりたいのか、何ができるのか…。大倉喜八郎は、幅広い学びから自分の適性を見極め、実業家の道へと動き出しました。
日本が世界市場で勝負するには、 外国との直接貿易へとシフトしなければ…。
そう強く感じた大倉喜八郎は、世界に向けて誰よりも早く動き出しました。
「約束を果たさない日本人との取引は信用できない」とヨーロッパ人から批判が強まる中、大倉喜八郎は自らの信念に従い、「最も信頼される商人」になるべく動き出しました。
間近に迫る外国との激しい商戦。確かな知識を持った日本商人の育成が急務と考えた大倉喜八郎は、盟友の渋沢栄一らとともに「東京経済大学」創立に向けて動き出しました。