学校側が2次調理に対応できない場合は、保護者が担わざるを得ない。閉め切ったキッチンで、塚本逸平さんの給食を刻んでミキサーにかける母奏子さん=9月、宜野湾市立志真志小学校(屋宜菜々子撮影)
沖縄の学校給食、ペースト食対応はゼロ 通常給食が難しい子、小学校16校に17人 共に学ぶ教育へ課題
公立小中学校で通常の給食を食べるのが難しい子ども向けにペースト処理などをする「2次調理」に対応している自治体が沖縄県内で1カ所もないことが、沖縄タイムスの41市町村教育委員会アンケートで分かった。普通食を食べられない子どもは小学校16校に17人いる。県外では対応事例があり、識者は「給食のためにインクルーシブ教育ができず、排除されてしまう」と、対応を求めている。(社会部・屋宜菜々子)
2次調理された給食が提供されないと、弁当を用意したり、学校に出向いて給食にミキサーをかけたり、と保護者側の負担が生じる。栄養剤を持たせる例もある。...
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