定年後の「1人起業」広がる 低リスクが成功の秘訣
定年後の「1人起業」広がる 低リスクが成功の秘訣
シニアの起業が身近になっている。東京23区内の新設法人の経営者に占める60代以上の割合は年々上昇しており、2023年は約15%となった。大手商社を定年退職した後に「1人起業」した男性は、古巣が手を出さないニッチな分野の貿易に商機を見いだし事業を続ける。現役時代の経験を生かしつつ、初期投資などにお金をかけずに低リスクで起業する人が増えているようだ。
東京都世田谷区に住む福島賢造さん(75)は64歳…