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MVNOとは「Mobile Virtual Network Operator」の略称で、移動通信サービスに関わる自社回線網や無線局を自社で開設・保有・運営をしていない「仮想移動体通信事業者」を指します。該当事業者が提供するサービスそのものや業界全体指して「MVNO」と呼ぶことも多いようです。
事業者(MVNO)は、NTTdocomoやKDDIなど自社回線網を保有する事業者(MNO)からネットワークを借り受け、自社ブランドとして独自のプランを組み、ユーザーに提供しています。
商品展開としてはSIMカード単体、SIMカード+SIMフリー端末のセット販売があります。
MVNOを利用するメリットとして以下のようなことがあげられます。
・キャリア端末での契約と比較して、インターネットや通話を低価格で利用できます
・料金プランがシンプルで分かりやすいといわれています
・「2年縛り」など契約期間の縛りがなく、自由に変更できる事業者が多いようです
・対応端末であれば1枚のSIMを複数の端末で利用できます
・新規参入企業含め事業者が多く、サービス競争が活性化しています
・電話番号をそのまま引き継げるMNPに対応している事業者もあります
キャリアからMVNOに乗り換える場合や、MVNO利用時の注意点として以下のようなことがあげられます。
・1GB/3GB/5GB/10GBなどデータ通信量に制限があるプランが多いです
・契約期間に縛りがある場合は途中解約金がかかります
・通信速度がキャリアと比べると遅い場合があるといわれています
・キャリアのような手厚いサポートはありません
・キャリアメールは使えません
・無料通話サービスがない場合が多いです
・手持ちの端末とSIMカードが対応していない、またはSIMロック解除ができない端末の場合、SIMフリー機種を新たに用意する必要があります
「SIMカード」とは、加入者を特定するための識別情報が記録されているカードのことです。SIMカードをSIMフリー端末に差し込むことで、データ通信や音声通信サービスを利用できます。SIMカードは複数のSIMフリー端末で使い回しができます。
「SIMカード」の主な特長は以下の通りです。
【機能面での比較】
・データ通信専用SIM(データ通信のみ利用可能)
・SMS機能付きSIM(ショートメールサービスも利用可能)
・音声通話機能付きSIM(通話とデータ通信の両方が可能)
【カードの規格】
・miniSIMカード(標準SIMカード)
・microSIMカード
・nano-SIM
・Virtual SIM
利用の際は、使いたい機能と端末に対応しているカードの規格も確認しましょう。
キャリアが販売する端末には、すでにキャリア発行のSIMが差し込まれており、これを“SIMロックがかかっている状態”と言います。これまでキャリア発行のSIMはその端末か、同じキャリアの一部の端末でしか使えませんでしたが、2015年5月1日より「SIMロック解除」が義務化され、キャリア端末でも購入から180日経過するとSIMロックを解除できるようになりましたが、各社義務化以前に発売された端末は対象外です。
一方、MVNO事業者が販売する端末は上記の制限が最初から解除されています。これを“SIMロックが解除されている状態”と言い、該当端末は「SIMロックフリー端末」や「SIMフリー端末」などと呼ばれています。購入後すぐに利用できるようSIMカードとSIMフリー端末を同時販売しているMVNO事業者もあります。