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調査・ランキング方法 | オリコン顧客満足度
The Wayback Machine - http://web.archive.org/web/20200518101409/https://cs.oricon.co.jp/method/

調査・ランキング方法

オリコン顧客満足度調査では、サービス・プロダクトを利用したことがあるユーザーのみを対象に満足度についてのインターネット調査を行っております。その結果を集計し、ランキングとして発表しています。

調査の強み

オリコン顧客満足度調査は日本最大級の規模による独自の調査を行っています。消費者側にも企業側にも属さない公平な立場で、精度の高い顧客満足度指標を導き出しています。

オリコンの独自調査 「世の中に求められるランキング」をテーマに独自に企画し調査を実施。特定の企業や個人から受託した調査ではありません。|多角的な評価 消費者の行動モデルをベースに満足度を複数の「評価項目」に分類。その評価項目ごとに満足度を聴取し、多角的にサービスの評価実態を知る事ができます。|回答者の品質確保 回答者の偏りの無いフラットな回答を得るため、実査部分は自社名を非公開のうえ信頼性の高い外部機関に依頼します。|対象企業の網羅性 満足度の高いサービスを選出するため、事業規模の大小にかかわらず対象企業数を幅広く設定しています。

ランキング確定までの流れ

調査からランキング確定までの流れをご紹介します。

ランキング確定までの流れ

調査ガイドライン委員会

 顧客満足度調査は、サービスや商品を提供する企業と、それらを利用する消費者との認識のギャップを分析し、適切な顧客に最適なサービスを提供することで、企業の持続的な成長を実現するために活用されています。

 株式会社oricon ME(以下、当社)では、2006年から顧客満足度調査を実施し、ランキングとして発表をしてきました。ランキングの集計においては、第三者の監修を経たうえで実施していますが、産業ごとに異なる特性などを考慮した調査方法やルールの決定など、その意思決定およびプロセスについても第三者を交えた「調査ガイドライン委員会」を設置し、定期的に議論を交わしていくことを検討しました。

 「調査ガイドライン委員会」による議論を経て、そこでの決定事項を公にすることによって、調査および事業の透明性が図られ、当社内では自律的に公正な立場で行動をとる環境を作ることを意図しています。

報告書一覧

第一回報告書(2019年12月24日開催)

テクニカルアドバイザー

オリコン顧客満足度調査は、専門家に監修のもとランキングの信頼性・品質確保に努めています。

  • 統計家 西内啓氏
    統計家西内啓氏
    【経歴】
    東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野助教、大学病院医療情報ネットワーク研究センター副センター長、ダナファーバー/ハーバードがん研究センター客員研究員を経て、2014年11月より株式会社データビークルを創業。自身のノウハウを活かした拡張アナリティクスツール「dataDiver」などの開発・販売と、官民のデータ活用プロジェクト支援に従事。著書に『統計学が最強の学問である』、『統計学が日本を救う』(中央公論新社)などがある。日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)アドバイザー。
    「サービス業全体の品質と生産性向上に繋げたい」
    GDPの約70%、従業員の約75%を占め、日本経済において大きなウエイトを有するサービス業ですが、その労働生産性は製造業などと比べ従来それほど高いものではありませんでした。

    戦後の日本が製造の現場でデータを活用し、その品質と生産性を上げたように、オリコン顧客満足度が日本のサービス業の品質と生産性の向上に繋がるよう、調査から分析に至るまで可能な限り妥当性の高い仕組みを作り上げるお手伝いさせて頂ければと思います。
  • 慶應義塾大学理工学部教授 鈴木秀男氏
    慶應義塾大学理工学部教授鈴木秀男氏
    【経歴】
    1989年慶應義塾大学理工学部管理工学科卒業。
    1992年ロチェスター大学経営大学院修士課程修了。
    1996年東京工業大学大学院理工学研究科博士課程経営工学専攻修了。博士(工学)取得。
    1996年筑波大学社会工学系・講師。2002年6月同助教授。
    2008年4月慶應義塾大学理工学部管理工学科・准教授。2011年4月同教授、現在に至る。
    研究分野は応用統計解析、品質管理、マーケティング。
    「ランキングの信頼性確保に尽力」
    オリコンの顧客満足度調査およびランキングは、サービスに対する情報が不足している消費者に対して、客観的データを用いた基準、満足度指数とそれに基づく企業ランキングという情報を提供し、サービスという商品の購買に活用してもらおうという重要な役割があります。

    企業に対しても、満足度やランキングの公開、アワード制度により、業界の活性化につながり、サービス品質の向上・競争力強化に大きく貢献しています。

    顧客満足度ランキングの役割を果たせるように、調査・測定方法、項目、算出方法について、統計学的な視点に基づき継続的に検証・改善を行い、信頼性を確保することに尽力しています。
    【鈴木研究室】
    慶應義塾大学 理工学部 管理工学科 理工学研究科 解放環境科学専攻

    ・鈴木研究室とは
    統計的手法や機械学習法の開発、サービス品質評価や消費者行動分析などの応用研究、さらにTQM、CRM、スポーツ経営に関する調査研究など、データ解析をベースに幅広く研究中。

    主な研究テーマ
    (1) 統計的品質管理
    (2) マーケティング調査
    (3) 顧客データ分析
    (4) マネジメントに関する調査研究
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