オレンジシガカントリークラブの(株)三甲興産/会社更生法申請
不動産開発・ゴルフ場経営の(株)三甲興産(滋賀県野洲市北野1-13-20、代表:谷口守昌)は7月31日、債権者により会社更生法の適用が申請され、会社更生手続き開始決定を受けた。管財人には、木内道祥弁護士(電話06-6363-0391)が選任されている。負債額は約52億円。
同社は昭和56年12月設立された不動産開発会社。昭和59年10月に「オレンジシガカントリークラブ」(18H)をオープンさせていた。
同社はファンドバブルの崩壊により、不動産事業が窮地に陥り、多額の借入金だけが残った。当ゴルフ場も償還金問題を抱え、同社の経営は行き詰っていた。
同社経営陣に債権者が不信任を突きつけ、民事再生ではなく、経営責任を取らせる会社更生法の申請を債権者が行ったものである。預託金負債は上記負債額のうち約30億円。
[ 2011年8月13日 ]
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