精選版 日本国語大辞典 「限定版」の意味・読み・例文・類語 げんてい‐ばん【限定版】 〘 名詞 〙 書物などを、部数を限定して制作・出版すること。また、その出版物。限定出版。限定本。[初出の実例]「バアトン倶楽部から会員組織で出版した限定版であって」(出典:蓼喰ふ虫(1928‐29)〈谷崎潤一郎〉八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
図書館情報学用語辞典 第5版 「限定版」の解説 限定版 印刷部数を少量に限定し,同一組版での印刷を再び行わない出版物.部数は200部から500部程度が一般的だが,10部以下のこともある.発行部数が少ないので,値段は概して高価である.大部数出版に適さない内容のものを限定出版する場合と,正規版のほかに特装本として刊行される場合がある.限定版であることを示すために,通常,限定番号(copy number)が付与されており,著者の署名入り本となっていることもある.一般に「私家版」と呼ばれるものはほとんどが限定版でもある.[参照項目] 私家版 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報