1996年11月23日にバンダイから発売され、当時の女子高生を中心に大ブームを巻き起こしたたまごっち──90年代のポップカルチャーアイテムの筆頭です。
手のひらにすっぽり収まるキーチェーン型の本体の中で、ちょこちょこ動くキャラクターたちを育成する電子ゲーム。一世を風靡しました。
しかし、そのブームも今や昔。懐かしの平成文化の一つとして忘れら去られて……なんてことも実はなく、現役女子大学生の4割弱が「再流行を実感している」と回答した、株式会社RECCOOによる調査結果が公開されました。
たまごっち、キテます!?(Mr.マリック風)
【調査概要】
調査日:2024年9月11日
調査機関(調査主体):株式会社RECCOO
調査対象:サークルアップに登録する大学1年〜4年の女子大生
有効回答数(サンプル数):200人
調査方法:サークルアップ for client のアンケートオファー
38%の大学生が「たまごっちのブームがこれからも続くと思う」と回答
RECCOO社が運営するZ世代に特化したリサーチサービス「サークルアップ」の調査によると、対象となった200人の女子大学生のうち39%が「たまごっちが流行している」と回答。
また、26%の大学生が「友人が1年以内にたまごっちを購入した」、6%の大学生が「友人が1年以上前にたまごっちを購入した」と答えています。
さらに、3%の大学生がたまごっちを1年以内に購入、14%の大学生が1年以上前に購入したということです(マジか!?)
そして、38%の大学生が「たまごっちのブームがこれからも続くと思う」と回答しています。
誰が見ても大流行! と言い切るには尚早な気もしますが、約30年も前に流行ったたまごっちが復権の兆しを見せているのはたしかなようです。
タレント、フェス、アニメ、VTuber──多彩なコラボを展開するたまごっち
RECCOO社は再流行の理由について、NiziU、あのちゃん、kemioさんなど人気のある芸能人とのコラボを挙げています。
確かにたまごっちのコラボは近年かなり豊富です。今夏は音楽フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024」とのコラボが話題に。
そのほか、TVアニメが爆発的な人気を呼んだ『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』をはじめ、『仮面ライダー』に初音ミクなど枚挙にいとまがありません。
2023年7月に予約受付を開始した、ホロライブのVTuber・兎田ぺこらさんとのコラボモデルは即完売。大反響を受けて、後日改めて販売されたことも記憶に新しいです。
“推し活”の一環としてコラボたまごっちを購入し、そこで世代を越えて認識されるケースが多いようです。
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