JRAは、樹木・芝生・水などの自然や馬という生き物からの恵みを享受して事業運営を行っていることに鑑み、地球環境と地域環境の保全を通じて持続可能な社会の構築に貢献することを重要な経営課題と認識し、JRAの事業活動に伴い生じる環境への負荷を極力抑制しながら環境との調和を図ること、を環境の取組みの理念としています。
「持続可能な社会」の構築に貢献し、自然や生き物からの恵みを将来にわたり継続して享受することにより「中央競馬の持続的成長」を実現すること、を長期ビジョンとしています。
「JRAの事業活動に伴う環境負荷を限りなくゼロに近づけること(ゼロ・エミッション)」を長期目標としています。
JRAの事業活動に伴い生じる環境負荷を、「廃棄物」、「温室効果ガス」、「事業所周辺環境への影響」の3つと特定し、それぞれの環境負荷を極力低減する取組みである、「資源循環型社会の構築への貢献」、「地球温暖化防止への取組み」、「地域社会との調和」を、ゼロ・エミッション達成に向けて解決すべき重点課題と定義しています。
また、環境への取組みを着実に実施するための「環境マネジメントの推進」を重点課題に加え、それぞれの重点課題には個別目標を設定したうえで、ゼロ・エミッション達成に向け着実な推進に努めてまいります。